平成のビジネス書 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
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本書によると、2000年から2010年頃まではビジネス書が

大変賑わった時代なんだそうです。

しかし、それ以降、ビジネス書の売上は下降状態となって

いるとのことです。

本書は「書評編」と「考察編」から成っています。

「考察編」ではなぜビジネス書バブルは崩壊したのかについて、

5つの通説が語られています。

「想定外の時代」「人口減少」「キャリアアップは時代遅れ」

「ノウハウが出尽くした」「ネットに負けた」。

著者の山田さんはこの中で「人口減少」と「ネットに負けた」と

いうのが大きな原因なのではないかと書かれています。

私もそうだと思うのですが、「キャリアアップは時代遅れ」というのも

あるのではないかと思います。

現代の30代ぐらいの人はそんなにガツガツした野心があるのかな

というのが私の考えです。

周囲を見ていても、出世とか仕事が好きで仕方ないというのは

ないのかなと思ったりします。

私、ビジネス書は好きなんです。

ただ、ファンになって何冊も読んでいくと、どうしても内容が

似たり寄ったりに感じてしまうことがあります。

ああ、これ前の本にも書いてあったなとかです。

それと昔は勝間和代さんの本を結構読みました。

本の内容は良かったのですが、

勝間さんがテレビに出るようになってから興味が失せました。

テレビは見ないと著書に書いてあるのに、

なんで出るんだろう?というのは謎でした。

私はどちらかと言えば、テレビによく出ている人の本は

読まなくてもいいやという考えなんです。

それで勝間さんも読まなくなってしまいましたね★★