銀行支店長、追う | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
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江上剛さんです。

うなばら銀行の頭取・久木原の母親の元へオレオレ詐欺の電話が。

すっかり騙された母親はT支店に出向き、

預金を解約しようとしますが、行員の柏木雪乃は怪しいと思い、

支店長の貞務らと共に詐欺クループを尾行することになります。

オレオレ詐欺もそうですが、頭取の久木原にも怪しい詐欺話が

持ち込まれてきます。

よくわからないまま読み始めたのですが、これって何かのシリーズ

なんでしょうか?

どうも前段の話があるような気が‥。

銀行が舞台ですが、池井戸潤さんの作品と比べると

かなりタッチが軽いです。

雪乃の向こう見ずな態度や、

頭取の久木原のなんとも言えない軽さが気になります

(銀行の頭取がこんなんでいいのかと)。

あまり、深く考えず楽しく読めばいいのかな?

詐欺師もなんとなく軽い。

こういう詐欺師は自分に酔っているのでしょう。

でも現実はこんな軽い詐欺師に騙されてしまうものかも

しれませんね★★