続・下流老人 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
 地味に更新中f^_^

 

 

マクロ経済スライドによって年金額が下げられ、

介護保険の自己負担も増えそうです。

日本は超借金大国だし、高齢者は若者より

お金を持っているのだから当然‥と、

政府は思っているのでしょうし、

国民も高齢者は優遇されていると考えている人も

多いのでは?

私ももちろん、そういう考えがないとは言いませんが、

それよりなにより、国はもっとすることがあるでしょう。

国会議員の削減、報酬ももっと下げるべき。

地方もそうです。

なんか質の悪い地方議員が目立っていて

(真面目にきちんとやっている人がほとんどだと

信じたいですが)、

こんな人たちが年間数千万円という報酬をもらっているのに、

高齢者の年金を下げたりするのは一体何なのかと

いつも不満に思っています。

家族が高齢者を見ればよいというのは

理想でしかありません。

だったらもっと社会保障のことを国民全体が考えるべきなのに、

日本人は国にお金がないのなら、自分たちでがんばりますと

思ってしまうのですね。

私は消費税が上がることはいやですけど、

ほんとにほんとに消費税が全部社会保障に使われるのであれば

それは仕方ないかなと思う。

でも、本書によると、5%から8%に上がった増収分の1割しか

社会保障に使われなかったとのこと。

高齢者でも若者でも人間を大事にしない国に

未来はあるのかなと。

財源がないから貧乏人は我慢して死んでくださいねとは

言えないでしょ、さすがに★★★