言っていいこと、悪いこと | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
 地味に更新中f^_^

 

 

今回ご紹介するのは

「言っていいこと、悪いこと」

永六輔著

知恵の森文庫です★★★

 

 

もう30年ぐらい前のことですが、

近鉄特急に永六輔さんが1人で乗って来られたのを

見たことがあります。

そのうち、サイン攻めにあわれていましたが、

気さくに応じておられました。

ベストセラーになった「大往生」や他にも何冊か読んだことが

ありますが、先日の訃報を聞いて、

なんだかとっても懐かしくなりました。

本書も永さんの粋で嫌味でないちょっと毒がある表現で

なるほどなあと思うところが多くありました。

なんでもかんでも英語やカタカナっていうのはどうか?

というのはいつも私も思っていることです。

これは私が極度に横文字に弱いからですけど、

話を聞いていたり、何かを読んでいるときに、

わからないカタカナ語が出てくるとしばらく思考停止。

これってどういう意味だっけ?と気になります。

で、仕方なく調べると、なんだそんなことか。

それだったら何もわざわざカタカナ語でなくても日本語で

書けばいいだろと言いたくなります。

それくらいカタカナ語だとなぜか曖昧で済ませられる

みたいなところがあるんですよね。

永さん大賛成です!

あと、いろんな人のぎっくり腰の話は笑えました。

ドトールで読んでたので噴き出しそうでヤバかったです。

あ、ヤバいは隠語だそうです。

確かに綺麗な言葉とは言えませんもんねー。