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今回ご紹介するのは
「その損の９割は避けられる」
大江英樹著
三笠書房です★★★
「行動経済学」って面白いですね。
興味あるわー。
と、いうわけで「行動経済学」について
書かれていてすごく読みやすい本です。
最近の私は特にそうなんですが、
すぐ計算しちゃうんですよね、何事も。
ほんとはこういうことあんまり計算しない方が
いいとわかっていながら。
「損して得取れ」っていいますけど、
そんな生やさしいものじゃないなと最近思っているので。
私、はっきりしてます。
松竹梅があれば「梅」を選びます。
徹底してるんです。
自分が好きなもの以外は安いものでいいと。
しかし本書にありますが大概の人は「竹」を
選ぶんですね。
で、商売する側としては「竹」で十分なんですよね。
それからよく通販であるいくら以上で送料無料。
これも迷うんですよね。
今もちょっと迷っているものがあって、
ついで買いして送料無料にしようかと思っていましたが、
この本読んで目が覚めました。
送料払います。
というように損か得か考えているようでも意外と
やっちゃってるんです。
ただ、これって冷静になることだけが解決法かと
言われるとそうでもないのかなーという気がします。
思い込みの部分が多いのかも。
そもそも買物にしろ金融商品にしろ私たちって
別に教育を受けているものでもなく、
あくまで自分の常識に沿ってという感じだと思うんです。
だとするとその常識が根底から論理的でなかったら
ずっとその常識を引きずったままということに
なってしまう。
下手するとそんなこと深く考えないまま、
年を取っていき損ばっかりの人生ということも
あるのかもしれない。
と、なんだか深く考えてしまいました。