福家警部補の挨拶 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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福家警部補の挨拶 (創元推理文庫)/東京創元社

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今回ご紹介するのは
「福家警部補の挨拶」
大倉崇裕著
創元推理文庫です★★★




再読です。
ドラマが始まったようで今、結構本屋に積んでありますね。
帯に主演の檀れいさんの写真がありますが、
イメージが違う。
ちょっと綺麗すぎる‥。
さて、福家さん前回も書きましたが、
ファーストネームもわからず、
わかっているのは小柄で華奢で恐ろしく体力があり、
徹夜をものともせず行動的ということぐらい。
ふちなしの銀縁めがねをかけており若く見える。
警察らしくない等このあたりです。
最初に犯人も手口もわかっているので
楽しみは福家警部補がどうやって犯人を追い詰めていくのか
というところです。
何を証拠に突破口を開いていくのかが楽しみです。
最後に、そういうところから推理していくのか‥と
わかったときの爽快感がこの物語の魅力。
そして今回ちょっと思ったのは犯人には
それなりの動機があり一見したところその動機には
正当性や同情する余地がありそうなのですが、
よくよく考えてみると「最後の一冊」の雨宮祥子にしても、
「月の雫」の谷元にしても守るものを間違えているのではないか
と思ったりもしたのでした。
「オッカムの剃刀」の柳田はちょっと論外。
こちらは動機にまるで同情の余地なし!


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