真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)/ポプラ社

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今回ご紹介するのは
「真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生」
大沼紀子著
ポプラ文庫です★★★



「真夜中のパン屋さん」の第3弾。
1はかなり面白いと思ってましたが、
2は意外とつまらなかったと言う感じで、
今回は?と思いながら読みました。
今作は私は好きでしたし楽しめました。
変な転校生・美作孝太郎に振り回される
希実とブランジェリークレバヤシの面々。
腹話術の人形を持って現れた孝太郎に希実は
無視を決め込みますが、
なんだかんだと言っては希実に近づいてくる孝太郎。
実は孝太郎は少なからずブランジェリークレバヤシと
関係のある人物。
もうひとり医師の安倍という人物が登場します。
この安倍の正体について最後まで関心を抱きながら読みました。
果たしてこいつは悪者か?それとも?
と、思いながらそこらへんがなんとも興味深かったのです。
結果は私の思ったとおり。
どっか変わり者でお調子者の安倍ですが、
なんとも憎めなかったです
(身近にいたらうっとおしいかもですが)。
今作は「親子」の関係にも触れられていました。
親を好きじゃない、憎んでいるといっても
最後はやはり親を守ろうとする思いはとてもよくわかる
と思いました。
反対に親側も子どもを守ろうと思う気持ちは同じだと信じたい
(育児放棄や虐待は絶対許せない!)。
ラストに初めて希実の母が登場します。
どんな展開になっていくのか次も楽しみになってきました。




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