傍聞き | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
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傍聞き (双葉文庫)/長岡 弘樹

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今回ご紹介するのは
「傍聞き」
長岡弘樹著
双葉文庫です☆




消防署員蓮川と室伏の乗った救急車に
腹を刺された男が乗せられます。
この男は検事の葛井。
蓮川の婚約者は交通事故に遭いましたが、
この葛井により加害者は無罪に。
蓮川の婚約者の父・室伏は葛井を
すぐには病院に運ばず、蓮川には
室伏の意図が理解できないのですが‥。
(迷走より)



4編の短編集。
読み始めの雰囲気では、横山秀夫さんぽくて
期待が高まりましたが(横山さん好きなんで)、
どうも最後まで話に乗れませんでした。
どの作品も物語のとっかかりの部分が唐突で
私にはわかりにくかった。
なのに途中でラストが見えてしまう。
そのラストがわりと平凡で、
へえ~と、いう驚きを感じられなかったのも
その理由。
表題作の「傍聞き」のラストの
ハガキの話は随分強引で無理があるように思うし、
「899」のラストもしっくりこなかった。
私にはあまり合わない作品でした。



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