ファントム・ピークス | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
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ファントム・ピークス (角川文庫)/北林 一光

¥660
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今回ご紹介するのは
「ファントム・ピークス」
北林一光著
角川文庫です☆☆☆




大阪駅の三省堂書店でおススメされていた本書。
半信半疑(失礼!)で読んでみることに。

いやあ、面白かったです。
まず文章が達者。
とても読みやすく過不足がない文章というか。
変に飾り立てるような言葉もなく、
かと言って説明不足ということもなく。

本書は長野県安曇野の山を舞台にした
小説です。
この山で次々女性が行方不明になります。
まるで手掛かりがなく、警察もお手上げ状態。
これ以上書くとネタバレになるので書けないのが
非常に残念ですが、
この書けないところにいろんな問題が潜んでいます。
人間のエゴや自然との共生とか。
何よりも人間が偉いという人間の思いあがりが
招いた悲劇とも言えるのかなとも。

この作品に登場する山口凜子という女性の
言うことに共感するところ多数。
ただこの凜子が何者かを書くことも
ちょっとネタバレになりかねないので、
自重致します。
気になる方は一読を。
但し、残酷なシーンもありますので
そういうシーンが苦手な方には
おススメできませんが。



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  いつもありがとうございます♪



☆☆☆
 何の関係もありませんが、
 最近私の作ったもの。
 まずは「イチゴジャム」。

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 初めて作りました。
 食パンが進む!


 次は石けん。
 「グリーンモザイク石けん」

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 わりと自分では気に入っています。