きな子 ~見習い警察犬の物語~ (小学館文庫)/百瀬 しのぶ
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今回ご紹介するのは
「きな子」
百瀬しのぶ著
小学館文庫です☆☆☆
「きな子」は警察犬の卵のラブラドール・リトリーバー。
かなり前ですが、私は「週刊文春」のグラビアページで、
初めて「きな子」を見ました。
そこには、何度も試験に落ちてもめげない「きな子」の
様子があり、愛らしくてたまりませんでした。
この小説はその「きな子」をモデルとした作品です。
警察犬訓練士を目指す杏子は、訓練所で「きな子」と
出会います。
「きな子」は物覚えも悪く、警察犬には向かないと
言われていましたが、
杏子はなんとか「きな子」を警察犬にしたいと
もがきます。
杏子自身も段々自信がなくなってきたある日、
「きな子」が動物プロダクションにスカウトされることに
なり‥と話は続きます。
私自身が異常に犬好きなもので、こういう物語には
弱いのです。
明らかに適性がない職業でも、人間のため頑張ろうとする
「きな子」の健気さが心を打ちます。
やっぱり犬って、人間の役に立ちたいと思う
動物なんでしょうか?
この実在の「きな子」は確か丸亀訓練所にいるはず?
(不確かです、お許しを!)。
アメブロにブログもあったように思います。
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