日本の恐ろしい真実 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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日本の恐ろしい真実 財政、年金、医療の破綻は防げるか?/辛坊 治郎

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今回ご紹介するのは
「日本の恐ろしい真実」
辛坊治郎著
角川SSC刊です☆☆☆




ほんとのところを言うと、
やたらと日本の未来は明るくないと言明している本は
読みたくないのです。

心の底では決して日本の将来が明るいとは思って
いないのですが、
それを認めたくないというところがあって。

しかし、日々報道される政治家や国家機関の腐敗などを
聞いているうちに、
やっぱり日本はどうなっていくのだろうか?
と思います。

そう考えると、一体何が日本の問題なのか?
ということを知ることは必要なのではないかと。

本書は経済、政治、教育、事件など多岐に渡っての
日本の問題点が記されています。

この問題点に対し、辛坊さん流の解決策が
示されています。
辛坊さんの考えに関しては、個人的には
賛成と思うところもありますが、
それはちょっとどうか‥と思う箇所もあります。

ただ、今回この著書に出てきている問題点や
課題は今に始まったことではないのではないか
ということです。

政権交代してからの、民主党に対する不満は
もっともなところも多いのですが、
例えば少子高齢化などは今に始まったことでは
ありません。

高齢化が進めば、当然のことながら医療費が増えます。
少子化を止めたいのなら、女性が働ける社会を作ることが
急務です。

と、いうように政治家は現在だけでなく、
先を見通す力と想像力が必要で、
その想像力を元に、いろんな政策を打ち出して
いくのが仕事なのではないかと思います。

たまたま、これまでは何事もなく(あったけど
うまく隠れていたのか?)済んでいたけど、
問題は潜んでいたのであって、
それが噴出してきたと見るのが妥当ではないかと
考えます。

問題点をまずは正しく把握する。
それだけでも本書を読む価値はあると思います。







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