チャウ子のそれでも本を読むのだ

チャウ子のそれでも本を読むのだ

チャウ子のごった煮風500字読書日記
 地味に更新中f^_^


好きなジャンルはミステリー、真っ当な投資本、会計の本、
夏井いつきさんの俳句の本などです。

新書はお値段的に手頃なので好きです。

好きな作家は東野圭吾、池井戸潤、高田郁、宮部みゆきなど。


花見が好きなため春が大好き。

阪神タイガースファン。

錦織一清さんのファン。
好きな歌は少年隊とFD18。

マザーハウスフリーク。






 

 

 

 「小春日和の午後だった」という一編では、子どものころに

 母に教わった花の名を、認知症になった母に教えようとする

 と、母は並べた球根をつかんで食べようとするという話――

 娘と母の濃密な生活が目に浮かぶ。
 老いをむかえてこそ味わえる人間関係、食事、本や歌につい

 てのちょっとセンチメントな随筆集。

                ーアマゾンより一部抜粋ー

 

 

 先日、落合恵子さんの講演会に行って来ました。

 落合恵子さんは子どもの頃からのあこがれの女性です。

 権力に媚びない、弱者の視点を大事にしている。

 スプーン一杯の幸せなど落合さんのエッセイが大好きです。

 本書は2008年から2011年までのエッセイが収録され

 ています。

 「夕顔の時間」では孤独死について触れられています。

 私などは孤独死予備軍筆頭なのですが、孤独死が恐怖とかみ

 じめなものであるという認識はありません。

 落合さんも書かれていますが、孤立の中で最期を迎えるのと

 選び取ったひとり居の最期は別というのはよくわかります。

 ただ、私の父は病院でひとりで息を引き取りました。

 これは未だに私には辛い。

 父は3ヶ月ほど入院していて何度か危ないというときには駆

 けつけていたのですが、最期は駆けつける間もないほどでし

 た。

 できれば側にいてあげたかったと今でも思います。

 「いつかいた場所、いた時間」では「ライ麦畑でつかまえて」

 の一節があります。

 「未成熟な人間の特徴は、理想のために高貴な死を選ぼうとす

 る点にある。これに反して成熟した人間の特徴は、理想のた

 めに卑小な生を選ぼうとする」。

 生き抜いて年を重ねること、それこそが、ひととしての高貴さ

 なのかもしれないと落合さんは書いています。

 辛くても生きなきゃダメなんだよなーと選挙結果を見てため息

 いっぱいの日々。★★★

 

 

 

 

 初心者がつまずきやすいポイントを、夏井いつきが添削で

 徹底解説!
 608句に及ぶ添削実例から、「どこをどう直したらいい?」

 がはっきりわかる一冊。
 テレビ番組『プレバト!!』で大人気の俳人・夏井いつきが、

 ネット俳句教室「おウチde俳句くらぶ」に寄せられた投句

 から608句を厳選。原句と添削例を対比させながら、「どう

 直せばよいのか」を具体的に紐解いていきます。
 「季語がない」「字余り・字足らず」「助詞」「切れ」「凡人ワ

 ード」「説明しすぎ」など、俳句で頻出する問題点を項目別

 に収録。

 気になる項目から引ける構成で、初心者の疑問解消から経験

 者の推敲まで幅広く活用できます。

                -アマゾンより一部抜粋ー

 

 

 俳句は好きですけどちっとも上達しない。

 プレバトも毎週見て、夏井先生の添削にうなりながらそうか

 そう直せばいいのか‥とそのときは納得するのですが、ちっ

 とも自分の句には活かせない。

 理由のひとつとして気づいたのですが、言葉を知らないとい

 うことがあります。

 本書を読んでいても漢字が読めないということがあったり、

 聞いたことがない言葉があったりしました。

 季語も簡単に言えば夏とか冬などは当然季語とわかるのです

 が、これは季語だろうか?と疑問に思うことが結構あります。

 あと文法に弱いということもあります。

 高校時代古文が大嫌いでした。

 古文の先生が無茶苦茶スパルタで百人一首を百首完璧に書け

 るまで居残りさせられました。

 本書に文法の話も出てくるのですが、頭がクラクラしてきま

 した^^;

 「不要な語」というのは確かにと思いました。

 思うとか見るとか映るとか浮かぶなど意識しないで書いてし

 まいがちなんですよね。

 俳句は十七音しかないのでどれだけムダな言葉を省けるかが

 かなり肝心というのは理解できます。

 本書はそういうところを気づかせてくれました。★★

 

 

 

 

 

 みんな、嘘をつきますから。心の内はわからないーー。

 庵原かのんは、横浜家庭裁判所川崎中央支部の家裁調査官。

 離婚や相続など家庭内のさまざまな「家事事件」を担当し

 ている。彼女のもとに持ち込まれるのは、記憶喪失の男の

 身元確認、行方不明者の居場所探し、奇妙な離婚調停など

 一筋縄ではいかない案件ばかり。隠された秘密の先に待つ

 のは、ほろ苦い真実か、微かな希望か!?

 人気シリーズ第二弾。         ー裏表紙よりー

 

 

 七編収録。

 「幽霊」は記憶喪失に陥った男に戸籍を与えるかどうかと

 いうお話。

 見た目が少し日本人ぽくないということもあり、記憶喪失

 というのは詐病で戸籍を得たいというのではないか‥と疑

 いを持ちます。

 これってああそういうこともあるのかと考えさせられるお

 話でした。

 戸籍のない子どものニュースを以前見たことがありますが、

 なんとも複雑な気持ちになりました。

 「待ちわびて」は歯科医の男性が失踪し、その妻がきっちり

 7年が経過したところで失踪宣告をしたことからなんとな

 く割り切れない気持ちのかのん。

 大体想像するのはどちらかに不倫の気配があるとかそうい

 う話だと思うのですが、このお話は想像の遥か上を行って

 ました。

 かなりエグイ話でした。

 小説としては面白かったですけど。

 「はなむけ」は事実婚の2人の内縁関係の解消のお話。

 子どもが2人いるのですが、この子どもたちが2人とも非

 行に走り、少年院に入るかもというところなのですが、父

 親も母親も自分のことで精いっぱいといって子どものこと

 に関心を示しません。

 どちらも勝手な親だと読んでいて腹立たしかったのですが、

 ある思いが明らかになり涙が出そうになりました。

 こういう愛情の示し方もあるんだなと。

 このシリーズ2作目ですが前作より面白くなっているよう

 な気がします。

 前々から思っていたのですが、乃南さんて日常生活を描く

 リアルティが抜群に上手いと思います。

 第三弾も楽しみ ← あると思ってる^^; ★★★