チャウ子のそれでも本を読むのだ

チャウ子のそれでも本を読むのだ

チャウ子のごった煮風500字読書日記
 地味に更新中f^_^


好きなジャンルはミステリー、真っ当な投資本、会計の本、
夏井いつきさんの俳句の本などです。

新書はお値段的に手頃なので好きです。

好きな作家は東野圭吾、池井戸潤、高田郁、宮部みゆきなど。


花見が好きなため春が大好き。

阪神タイガースファン。

錦織一清さんのファン。
好きな歌は少年隊とFD18。

マザーハウスフリーク。






 

 

 

 中学受験塾で常にトップの多門が姿を消した。家出?事件?

 街が騒然とする中、ある同級生の母は、我が子の関与を疑わ

 せる”遺留品”を見つけてしまう。多門はもう、生きていない

 のかーー。母たちの不安がピークに達したとき、思いもよら

 ない事実が明らかに。

 読者の予想を何度も裏切る、緊迫感あふれる中学受験ミステ

 リー。                 ー裏表紙よりー

 

 

 

 4組の親子が登場します。

 佐藤美紀は夫が高卒ということにコンプレックスがあり、息

 子の大輔をなんとしても名門中学に入学させたいと考えてい

 ますが、夫の正幸は協力的ではありません。

 東堂亜沙美、昭二はパワーカップル。どちらも息子の英太郎

 の受験に熱心ですが、昭二の方が積極的です。

 成田佐智子はシングルマザー。息子の昌也を中学受験させる

 つもりはありませんでしたが、元夫と姑の鼻を明かしてやり

 たいと受験に意欲を持つようになります。

 唐木田多門は優等生。

 その多門が姿を消します。

 どうも多門はいじめをしていてその恨みから姿を消されたの

 ではないかと思われます。

 一体どの子どもが多門にいじめられていて、多門に復讐した

 のか‥。

 この謎に引きずられたまま物語は後半へ。

 そして後半になってなんとも言えない展開が待っています。

 え、どういうこと?と一瞬なりました。

 この人、いい人だなと思っていた人物がどうも怪しいという

 ことになったのです。

 がっかりと思っていたらまた次なる展開が。

 二転三転して次々明かされる真実。

 面白かったです。

 それにしても学習塾さえ行ったことのない私は受験塾ってこ

 んな厳しい世界なんだなと知らない世界を見せてもらいまし

 た。

 私が子どもだったらおかしくなってそうだ。★★★

 

 

 

 

 

 香田陽皆は、雑貨店に勤める引っ込み思案な28歳。地元で

 愛される小さな洋菓子店「スイート・ホーム」を営む、腕利

 きだけれど不器用なパティシエの父、明るい「看板娘」の母、

 華やかで積極的な性格の妹との4人暮らしだ。ある男性に恋

 心を抱いている陽皆だが、なかなか想いを告げられず‥。

 さりげない毎日に潜むたしかな幸せを掬い上げた、心にあた

 たかく染み入る珠玉の連作短編集。     ー裏表紙よりー 

 

 

 

 舞台が私の地元でして、ひよっとしてほんとに近所?と思い

 ながら読んでました。

 ちょっと調べてみるとやっぱりそうでなんか既視感があるな

 と思っていたら、この小説って阪急不動産のPRのために書

 かれたものだそうです。

 道理でと納得しました。

 登場人物に悪人はひとりもいない。

 みんなほんわかした感じで香田父の作る洋菓子に癒されてい

 ます。

 陽皆の片思いがめでたく実った話や陽皆の妹の晴日の結婚ま

 でに至る話。

 陽皆と晴日は全く性格が違う姉妹ですが、確執もなく仲のい

 い姉妹です。

 「あしたのレシピ」に登場する料理研究家の未来はスイート・

 ホームで出会った年下のスイーツ男子の辰野君に恋をします。

 また、スムーズに恋が成就するのかと思いきや辰野君はなん

 と陽皆に片思いということを告白され‥。

 え、え?となりました。

 この時点で陽皆は人妻。

 しかし何故かラスト近くで未来と辰野君は恋仲?のようにな

 っている。

 ふたりの間に何があったのか?

 ここがすっ飛ばされているのが気になりました。

 まあハッピーエンドでよかったんだけど。★★

 

 

 

 

 

 

 

 

 店の主の治兵衛が諸国をめぐり見覚えた菓子を手頃な値で

 売る「南星屋」。娘と孫の三人で店を繁盛させた治兵衛は、

 手首を痛めてしまう。納得のいかぬ代物に苛立ちが募る中、

 店先に雲平という男が行き倒れていた。京から来たわけを

 訊くと、込み入った事情があるようで‥。荒んだ心をほぐ

 す人情味溢れる時代小説。       ー裏表紙よりー

 

 

 

    まるまるの毬の続編。

 今作は雲平という男が現れたことで大きく物語が展開して

 いきます。

 雲平は菓子職人。

 治兵衛と同じように全国を修行の旅に出ていた男です。

 手首を痛めていた治兵衛は雲平に南星屋を手伝ってもらう

 ことを提案します。

 しかしこれには治兵衛の弟、五郎は大反対。

 雲平の素性がイマイチわからないことで五郎は心配してい

 ます。

 雲平が江戸にやってきたのは弟分だった男を探すため。

 急にふっつり消息が途絶えてしまったのです。

 雲平の弟分の亥之吉は武家で菓子職人として働いていまし

 たが、主が亡くなると同時に姿を消してしまったのです。

 一体、亥之吉に何があったのか‥。

 そして雲平に思いを寄せていそうな治兵衛の娘。・お永。

 そのお永の元夫の修蔵も絡んでこちらもどのように展開し

 ていくのか気になるところです。

 雲平はきっと南星屋を出て行くのだろうなと思っていたの

 ですが、しばらくは南星屋に留まることになりました。

 このあと、どの方向に話がいくのか目が離せません。

                        ★★★