<スキット>
実況:「改めて、この試合の
ルールを説明しておきますが、1分おきに
次の選手が登場するバトルロイヤルは
3カウント、ギブアップ、そして
オーバー・ザ・トップロープによる
場外転落によって、失格退場となります。
つまり、セカンドロープからの落下等に関しては
問題ないという事ですね?」
解説:「そうですね。
そういう意味では、自分から落ちても
退場にはならないという事です」
実況:「時間が経つにつれて、数多くの選手が
リングの上で密集するわけですから
体力温存も、勝利への作戦の
1つかもしれません」
解説:「ちなみに私は、現役を引退した段階で
オーバー・ザ・トップロープ状態です」
実況:「どういう意味ですか?」
オーバー・ザ・トップロープとは
プロレスのルールの1つであり
近年においては
バトルロイヤルにおけるルールとして
活用されていますが、かつては団体によって
通常のルールであっても
オーバー・ザ・トップロープをした時点で
負けとなってしまったり
オーバー・ザ・フェンスという
リング下と観客席を仕切るフェンスを
乗り越えた時点で、負けが宣告されてしまう
というルールもあったそうです。