東京ホテイソンの「気付くのかドッキリ企画」を考察する。 | 世界の中心で人間以外が叫ぶ

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お笑い芸人などの一発ギャグや決まり文句について考察しています。

ショーゴと、たけるのコンビである

東京ホテイソンは、自身のYoutubeチャンネル

東京ホテイソン オフィシャルチャンネル

において、ショーゴの仕掛けに

たけるが気付くのかという

ドッキリを敢行する動画をアップしていますが

テレビ等で見せられ、

押し付けられるドッキリに潜む

嫌な感情を視聴者が感じる隙間のない

大袈裟な表現をすれば

ハートウォーミングなと言うか、そんな中でも

トータルテンボスの「いたずら」に通ずるような

ショーゴを中心とした仕掛けている側の

オチに至るまでの

練りに練られた策略(?)過程もまた

楽しむ事のできる要因の1つとなっています。

たけるの地元である、岡山県の

伝統芸能の「備中神楽」を駆使した

独特の節回しのツッコミが

クローズアップされている中で

その特徴を十二分に駆使した

気付きツッコミが見ものです。

 

 

<参考資料>

トータルテンボスの「いたずら」を考察する。

 

 

 

「競馬実況から聞こえる馬の名前が

全部自分の事だったら気づくのか?」では

虹色LOVEのしらとりが実況したり

「鳥獣戯画(日本最古の漫画と称される書物)が

ONE PIECEだったら気付くのか?」では

マタミタナのきよが絵を書いたりと

有能なブレーンが潜んでいるのも

また特徴で、初期段階では

到底気付けないであろう所から

段々とヒント要素を強くしていき

難度を下げていき、どこで

たけるが指摘できるのかという

ドキドキ要素も混在しています。

 

「午前二時にフミキリで、望遠鏡を担いで

ベルトにラジオ結んでたら

たけるは天体観測か!とツッコめるのか」では

寒い寒い深夜二時に、呼び出されたたけるが

望遠鏡を担いで、空を見ているショーゴの姿を見て

「見えないモノを見ようとしてじゃん」と

綺麗にツッコみ見えている物を

そのままなぞる形でツッコむのではなく

いわゆる、アドリブ状態だったにもかかわらず

天体観測の歌詞を摘み出して

面白くツッコミとして

昇華させていたのは見事でした。