ほいけんたの「カラダぐぅ」を考察する。 | 世界の中心で人間以外が叫ぶ

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お笑い芸人などの一発ギャグや決まり文句について考察しています。

モノマネ芸人として知られている

ほいけんたは、バラエティ番組

千鳥の鬼レンチャン」の3時間スペシャルに

チャレンジャーとして登場。

 

鬼ハードモードの、2曲目(難易度レベル6)で

「何で、こんな難しい歌」と心配する声が上がり

「苦手な高音、攻略なるか」

という緊張感のある中で、T.M Revolutionの

「HIGH PRESSURE」に挑戦し

この曲をクリアしたものの

「カラダが 夏にナル」の歌詞を

カラダぐぅ」と歌い上げたが故に

ノブ(千鳥)に、「カラダぐぅ?」とツッコまれ

山内健司(かまいたち)からは「おい、失格やろ!

大悟(千鳥)に、「完璧大炎上確定です」と

高音部分を、言いやすい

(歌いやすい)フレーズに

勝手にアレンジしているのを咎められました。

 

さらに、スタッフからも

「『カラダぐぅ』って、なってました」と

指摘されたのに対し

ちょっと、聞き取りづらいだけちゃうかな」と

明石家さんまの声色で、返すものだから

もちろん偽物なんですが、大御所としての

威圧感をも醸し出して

有無を言わさないという雰囲気で

自分は悪くないとばかり

振る舞っていました。

 

反響の大きい、この流れを受けたのか。

自身のYoutubeチャンネル

「ほいけんちゃんねる」において

「海岸にて…『カラダぐぅ!』」や

「公衆電話で」「金網越しに」「松の木に登り」など

ショート動画として、次々とアップ。

ここでは、「カゲキで 最高」部分も

高音の「で」を、「どぅ」にアレンジしている様が見え

「千鳥の鬼レンチャン」のナレーションでも

「破竹の1000万回(総)再生で、

『カラダぐぅバブル』を掴んだ」

人様の歌を勝手に改造して荒稼ぐ、

『カラダぐぅ先輩』」と評されていたのでした。

 

この高音変化について、同チャンネルで本人は

「ほいけんた的歌唱法」を駆使したとし

「カラダが」の「が」を裏声、

「夏になる」を、実声(地声)にし

「カラダが」は、全部母音の「あ」で

どんどん息が出ていく。

「が」のあたりでは、残っている息が少ないので

実声で行くと、音程バーを外す可能性が大。

裏声で、「が」と出そうとすると

これも音を外しやすい。だから喉を絞って

「ん」ぽくして、「ぐぅ」という形にした。

「世間的には、「ぐぅ」っぽく聞こえるらしいんですけど

気持ちは「が」なんです」と語っており

(「カゲキで 最高」の前に)一回息を吸ったら、

「夏になる」は行けるという事で

宇多田ヒカルの「First Love」の歌詞である

「誰を思ってるんだろう」を引き合いに出し

この手のテクニックは、今までも

存在していると思うと言っていました。

 

そして、「FNS27時間テレビ」において

西川貴教(T.M Revolution)とのコラボが

ほいけんた側からすれば

ものまね王座決定戦の

本人登場システムによって実現したのでした。