放射線医学総合研究所は、放射線がん治療の翌日に効果を画像で確認できる超早期診断法を開発。
従来の放射線治療では、治療効果の確認に数週間以上かかっていたが、細胞や組織の機能を可視化する機能性造影剤と高磁場MRIを使った分子イメージングで早期診断を可能にしたという。

放射線を使ったがん治療は拡大しつつあるが、その効果の確認には、腫瘍体積の変化の観察が不可欠だ。しかし、従来の方法では確認に数週間以上かかり、放射線治療の効果がないと判断した時に“手遅れ”となりかねないことから、早急な効果の確認が望まれていた。

同研究所分子イメージング研究センターの分子病態イメージング研究プログラムチームリーダーの青木伊知男氏らの研究チームは、マウスの大腸がんモデルを使って、高い解像度を持つ高磁場MRIで特殊な機能性造影剤の取り込み量の変化を調査。その変化を照射の24時間後に映像化することに成功したという。