厚労省の「医療裁判外紛争解決機関連絡調整会議」は会合で、日医の医師賠償責任保険制度について意見交換。参考人として出席した日医の葉梨常任理事は、日医内に委員会を設置し、医療事故を繰り返すリピーター医師への対策を検討する案が浮上していることを明らかにした。

日医の医賠責保険制度は、医療事故などで100万円以上の損害賠償請求を受けた会員が、日医に処理を委任する。保険金の支払いのほか、請求された賠償額の妥当性や医師の責任の有無を、各学会の専門家や弁護士が判断。保険料は日医の会費に含まれているため、日医会員は皆、加入している。
年間300件ほど委任を受けるほか、100万円未満の請求が年間1000件近くあり、都道府県医師会などが、それぞれの加入する民間保険で支払いを賄ったりしているという。