厚生労働省は全国厚生労働関係部局長会議で、自治体などの取り組みが奏功し、循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病の発症や重症化を予防した成功事例を、年度内に収集する方針を示した。都道府県などに向けた事務連絡を月内に出し、事例収集への協力を依頼する。
同省が集めるのは、健康の維持や増進、疾病予防、早期発見などを目的として、自治体や企業、医療関係団体などが行った取り組みのうち、以下の効果が認められた事例。
・健康診査の数値に改善
・糖尿病患者数が減少
・新規人工透析導入者数が減少
・医療費削減の効果
「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」の基本的な方向では、生活習慣病の特に発症予防に主であった。来年度からの第二次健康日本21では、発症予防に重点を置く対策と、合併症の発症や症状の悪化などの重症化予防に重点を置く対策とを、合わせて推進することが決まっている。