厚生労働省の厚生科学審議会は、同審議会の感染症分科会の下に設置されていた予防接種部会を、予防接種・ワクチン分科会に格上げすることを了承。
新たな分科会では、予防接種施策の一貫性や継続性を確保し、総合的に推進していくための基本計画の策定などを行う。厚労省の担当者は、2014年度からの計画の実施を念頭に、13年度中の取りまとめを目指すとしている。
分科会の新設は、同部会が昨年5月に取りまとめた第二次提言の中で、予防接種施策を総合的・恒常的に評価・検討し、厚労相に提言する新たな組織の設置が盛り込まれていたことを受けた措置。
第二次提言では基本計画の策定も明記されており、予防接種施策の基本的な方向性や予防接種の推進に係る目標などが内容として考えられるとした上で、5年に一度をめどに見直しを行うとしている。
新設される予防接種・ワクチン分科会の下には、「予防接種基本方針・政策部会」「研究開発及び生産・流通部会」「副反応検討部会」(仮称)の3つの部会が設置される予定で、基本計画については「予防接種基本方針・政策部会」が検討。
「研究開発及び生産・流通部会」では、開発優先度の高いワクチンのニーズや開発、供給などについて調査・審議するほか、「副反応検討部会」では、副反応報告などに基づいた定期接種ワクチンの有効性や安全性の再評価について、年3回程度の頻度で定期的に検討する。