介護保険の利用者や介護の現場で働く人などからの相談を電話で受け付ける「介護保険ホットライン」が始まり、「保険料が上がって負担が重い」などの相談が寄せられている。

この電話相談は、東京のNPO法人や市民団体が毎年行っているもので、ケアマネジャーなどが対応。
このうち、92歳の母親を自宅で介護しているという68歳の男性からは「都内で引っ越しをしたら、介護保険料が大きく上がり、年金暮らしなので苦しい。
転居先の自治体担当者は親身になってくれず、絶望的な気持ちになる」という相談が寄せられていた。

介護保険はことし4月に制度が見直され、多くの市区町村で保険料が引き上げられたり、訪問介護サービスのうち、家事などの「生活援助」の時間が短縮されたりした。
電話相談を行った市民団体の代表は「制度が変わるたびに複雑で分かりにくくなっているので、利用者の声を聞いて実態や問題点を把握したい」と話した。