節分の本日は、「晴明さまゆかりの社寺を巡るシリーズ」で、奈良の安倍文殊院をお参りしてきました
わりとゆっくり出発して、観光センターみたいな所でコーヒー飲んでからお寺へ。
大神神社や長谷寺に近いエリアです。
まずは御本殿へ。
麗しの7メートルの文殊菩薩さまにお逢いできるとワクワクしていると、間の悪いことにシニア世代の団体さんが…
ただ、団体さんにむけてお勤め(読経)が始まったので、一緒に受けさせてもらったりしつつ、皆さん帰られてからゆっくりと参拝。
快慶作の文殊菩薩さま
獅子に跨った凛々しいお姿。
パンフレットより
もう一点の隙もない完璧な美しさです。
斜めに持たれた宝剣のバランスとか。
祈念用に置かれている五鈷に触れながら、現生を生き抜く知恵を与えてくださるよう、あれこれ意図してきました。
周囲には、他四体の群像があるのですが、正面に置かれていた小さなお厨子が気になって、お坊さんに聞いてみましたら、仏舎利が祀られているとのことでした。
手前の部屋には空海さま、奥のふた部屋には、お地蔵さま、お釈迦さまが祀られていて、それぞれもゆっくり参拝。「日本三文殊」の他の二箇所に祈念できるコーナーもあります。
空海さまの前には、八十八所をなんと百八回まわられたという方がお持ちになられたという、札所のお砂が収められた座布団があって、そこに立ってお祈りすると足腰にご利益あるそうです。ちょうどお坊さんいらして、健康祈願してもらえました。
お地蔵さまの間には、インド方面含めた様々な像が祀られていて、楽しかったです😊
丈六のお釈迦さまはフォース凄かった。
脇侍は文殊さまと普賢さま。
壁面にあります釈迦如来の涅槃図も美しかったです。
御朱印を三種類とお札をいただいてから、文殊池の中央にあります浮御堂へ。こちらは六角形の御堂です。
仲麻呂公の歌碑ごしに。
参拝したら「七まいり」ができまして、いただいた七枚の金札に厄除けの祈念をしながら、お堂を七回まわるという。ちょっと楽しかったです
堂内では、ちょうど御祈祷中だったので、しばらく同席してお経や真言を聞かせてもらってました。
オンソラソバテイエイソワカ オンソラソバテイエイソワカ
こちらの御本尊は弁財天さまで、その脇侍として、向かって左に安倍晴明さま、右に阿倍仲麻呂公が祀られて居ます。
いずれも小さい像なのですが、室町時代の作とか。
こちらは宝物館にもなってまして、岡野玲子さんが描かれた麗しき晴明さまの絵などを鑑賞することができました。
周囲に飾られている十二天の絵図は秘仏で、季節ごとに三枚ずつ公開されていて、GW期のみ全図公開だそうです。
節分行事としては「銭ぶつけ厄払い大法要」と言って、歳の数だけの一円玉を撒くみたいな法要があるのですが、御祈祷をされた方のみで、ちょうど堂内でやられてたのを横から見させてもらってました。ちょっと楽しそうだった😁
境内は他にも、西古墳、白山社、空海さまもおわす石仏群など、見所がたくさん。
西古墳
白山社。御神気すごかったです✨
石仏群。
以前境内に四国八十八箇所の本尊として祀られていた仏を、こちらにまとめたんだそうです。
空海さまの前には八十八所の砂を収めた「お砂踏み石」があります。
合格の門❗️
晴明さまが星見をしたという小高い丘の上には晴明堂があって、展望台からは文殊池と浮御堂ごしに、大和三山から奥に葛城山系が連なる、まほろばの風景が見渡せました。
池の手前には「合格の花絵」が作られていて、今日はちょうど甥っ子の受験の当日だったので、LINEで画像送ってやりました♪ ご利益あるかな
最後に、葛の葉さんが祀られているというお稲荷さんにお参り。
近くにいろいろ好きな寺社もあるのですが、今日はもうこちらのみでゆっくりと。
良い時間を過ごさせていただきました
御朱印三種
御本尊の文殊さま
浮御堂の弁財天さま
冬季限定御朱印
そして玄関の厄除結界札🌟
晴明さまの御名と、金色の五芒星だけで、かなりフォースありそう。
郵送もしてもらえるようです。
🌟🌟🌟
今日は立春直前だからか、多幸感とモヤモヤ感が同時に去来するような不思議な感じでした
豆まきはしなかったですが、オカンお手製の恵方巻は頂きました。
そういえば、文殊院はうちからちょうど恵方にあったり、文殊さまは卯年の守り神みたいなので、めっちゃ縁起良かったかも♪
立春楽しみつつ、さらに気合入れます