廣田神社から次に目指す神呪寺はお山方面に向かってすぐ。
この辺りって、結構な急坂な上に、道が細くて入り組んでいるんですが、なぜかいつもナビも使わないで直感的に辿り着けます
名前そのものの、甲山(かぶとやま)のまあるい山影が見えてくると、いつもほんわりした懐かしさを感じます。
駐車場から、少し下って山門からお参り開始。
「近くの山中に三十三観音の石仏が…」って説明してますと、近くにいたおばさんが「八十八観音です」ってすかさず訂正して、回る所要時間なども詳しく教えてくれました。フォローさーせん
池の中に祀られた弁天様にお参りしたり、寒桜の可憐な花を眺めたりしてから石段を上り。この日はめっちゃ晴天で、厳しかった冬の終わりを感じさせるようなお日様の暖かさでした。
山上部にたどり着いても、聖地に参拝というよりは、ゆっくりとその場の御神気に浸って懐かしむ感じで。
去年の4月にも、空海さまの湯の里を回ってこられたSさんを、籠神社、真名井神社とご案内していて、今回もなんとなくの流れで、東寺から神呪寺にお連れしちゃってる。ご縁があるのは間違いなくって、ぼくがご案内してることにも意味があるんでしょうね。
御本尊の如意輪観音さまや、空海さまの像についてもあれこれご説明。
多宝塔の辺りに祀られている善女龍王の祠もご案内。
西南方面を見渡せる展望所の手前にいらっしゃる母子像も、この日はひときわ穏やかな美しいお顔をされてました。
続きまっす。