天河弁財天 御造営30周年記念大祭 その2 | 平井部

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参拝の余韻に浸りつつ、かなりゆっくり境内で過ごしてから、少し離れた栃尾の円空仏さまの元へ。

 

移動する際、わりと強めの夕立があって、灼けたアスファルトに当たって瞬時に蒸発して、蒸気がもくもく上がってました。

 

 

 

観音堂は貸切状態。

中央の聖観音さまも良かったけれど、今回は特に弁財天さまの笑顔が心にしみました。

 

 

 

 

 

 

弁財天様

 

 

 

 

天河に引き返して、鳥居正面の来迎院にて、天光地蔵さまと万物供養塔にお祈り。

 

 

 

 

 

こちらでもかなりゆっくり。

 

 

もう天河弁財天の周囲一帯がやわらかなご神気に満ちていて、ヒグラシの音と、時折聞こえるウグイスの鳴き声に包まれて、何をするでもなくボ〜ッとしているだけで、すごく満たされる感じがしておりました。

 

 

 

 

そして19時からは奉納演奏 “天宮おおいちょう”。

 

19時少し前に、演者の皆さま揃って正式参拝。

居並ばれると迫力あるなあ…。

 

KNOBさんは、無国籍風の神官みたいな衣装を着てらっしゃいました。うさと服かな。

 

 

能舞台に向き直ると、着物を着こなした中野智香子さんが、大きく美麗なハープの後ろですでにスタンバイされてました。

 

まずは中野さんのハープから演奏スタート。

君が代から、日本唱歌へ。一音一音が広がってゆく感覚。

 

鳴り響く五十鈴。ヒフミ祝詞を唱えながらKNOBさん登場。

 

ディジュリドゥ響く響く…。

基礎低音に乗せて、声明みたいな倍音が広がったり、法螺貝みたいな吹き方をされたりと、あのシンプルな楽器から変幻自在の音が生み出されて。

 

学生時代、アボリジニのアーチスト、ブルーイ・ローバーツさんのディジュリドゥを聞いたことはあったのですが、KNOBさんのはかなり日本的な響きが加わってますね。

 

シンギングボウルと歌のえそ&えまさん、エレキギターの宮下ジョディ天空さんと続いて、横澤和也さんの石笛と発声は空気が切り裂かれるくらいの迫力がありました。音を肌で感じられました。

 

クライマックスはこれらの音霊が渾然一体となって醸し出す音楽に乗って、舞い踊るアメノウズメ! 演じる板倉リサさんの舞いは、美しく、妖艶で、まさに神がかってました。

 

音と舞踏のボルテージはどんどん高まり、ついに岩戸が開かれ、絶妙のタイミングでハープが世界に鳴り響いて。

 

す、すいません、ここは天界ですか? 😭

 

 

アメノウズメの歓喜の舞いによって、本当に何かが開かれた感じがしたくらい、すごい演奏と演舞でありました…。

 

 

柿坂宮司のお言葉があって、盛大な拍手が送られ、奉納演奏は終了。

 

 

 

終演後、客席に何かキラキラした人がいるなあと思ったら、ち〜こ さんことライアー奏者の小嶋さちほさんで、日曜の朝、アマノマイの奉納をされるようですね。ご挨拶できてよかった 😊。

 

観客の皆さんも、瞳のキラキラした純粋そうな、違う言い方をすれば宇宙人っぽい方が多くって😆、もう演者も観客も、オールスター大集結!!って感じでしたです。

 

 

 

 

 

 

今回の大祭、16日から22日まで、シークレットなものを含めて、本当に多彩なイベントが行われたようですね。天河すごかった。実際にあの雰囲気に浸ることができて、幸福でありましたキラキラ