1月の25、26と、ひらりんを偲ぶ旅に出ておりました。
7時すぎの新幹線で京都発。自由席券でしたがなんとか席ゲット。いい感じに客数と運行数マッチしてる感じなんすね。
数日前からの寒波。京都はぜんぜん降ってませんでしたのに、滋賀に入ると一面の銀世界! 数十センチは積もってる箇所もあったり。で岐阜に入ると雪のゆの字もなくって、ほんと地域差あったんですね。
席は海側だったので、富士の辺りで席を立って、乗車口から富士山眺めてました。
思ったより奇麗に撮れてました。
車掌さんがなにげに様子見に来てたりして、監視カメラで見られてるのかしら?(^_^;;
雪で少し遅れたものの、無事新横浜着。
そのまま藤沢に行って、予約してたホテルに荷物を預けてから、小田急線で隣りの藤沢本町まで。最初に目指したのは白幡神社です。
いい感じの商店街を抜けて、国道に出ますと、もう左側に白い鳥居が見えていました。
あらあ、こちら、めっちゃ心地良いです……。
今回初めて知った場所で、どなたかがツイートしてた義経&弁慶の御朱印帳がかっけくて興味を惹かれただけのことなんですけれども(^_^)、でもめっちゃ来て良かった感を感じてました。
ご祭神は
寒川比古命と、源義経公。
頼朝の本地鎌倉のすぐ近くに、義経を祀ったお宮があることにびっくり。
伝承によると、奥州で壮絶な最期を迎えた義経の首が運ばれてきて、首実検のあと海に棄てられるも、白光とともにこの地に流れ着き、神として祀られるようになったと。
他のご祭神に、天照皇大神や大国主さまもいらっしゃいます。
本殿は小高い丘の上に。
ゆっくりお参りしてから、階段を下りて社務所方面に行きますと、ををっ、なんと毘沙門天さま特別公開中ですとっ!!
早速お堂に入らせてもらってご対面。
お厨子の中の数十センチほどの毘沙門さま。ぷっくりながらもすごくバランスのとれた体躯をしてらして、ポーズもキメ決め。きりっと凛々しいお顔はふくよかで愛らしさも感じます。
ご朱印も普通のと毘沙門さまと二種類ありまして。
かっけ〜。
毘沙門バージョンは31日まで限定のようですね。
御朱印帳は、義経好きだし迷ったんですけれども、今回はスルーでした。
少し離れた場所に、「義経首洗いの井戸」が。
流れ着いた首を、村人が清めた井戸なんだそうです。
ある本で読んだだけで、ネットには一切出てないんですけれども、将軍になった頼朝って北条氏が用意した替え玉で、本物の頼朝は幼い頃に暗殺されていて、その首塚がどこかにあるということで。だから、後の“替え玉”頼朝は義経を排斥したと。
もしかしたら、本物の源兄弟を慕う集団があって、真実は伝承の裏に秘めて、細々とその思いを後世に伝えようとしていたのかも知れないですね。