出雲へ3 神代そばと八重垣神社 | 平井部

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 懐かしい中海沿いの路を通って松江へ。雰囲気は変わらないですが、道路がどんどん大きく奇麗になっちゃうのは寂しいです。

 島根大学方面に右折して松江市街へ。この辺はよく古書をあさりに……って、基本どこ行っても行動は変わらんっすね(^_^;;。

 あのジーンズ屋さんまだある、とか、あそこの家電店でビデオ買った、とか、記憶をたどりつつ中心部に入り、松江城のぐるりをまわって北西方面に。おめあての神代そばさんは小泉八雲旧居のすぐ近くにあります。

 
 早めに着くつもりがゆっくりしすぎてお昼時になってしまって、ご主人そば打ちでお忙しいだろうなあと思いつつ、混み合う店内に入りますと、あら、ご主人自らお店に出てらっしゃる。早速ご挨拶(^_^)。最近はそば打ちをまかせられる職人さんが育って、お店に出られるようになったということでした。
 こちらのご主人とはヒライスト関係で知り合うことができまして、何度かお酒をご一緒させていただいたことがあります。

 ぼくが注文しましたのは「とろろ割子」の地元産。






 た、堪能……。
 噛み締め噛み締め。食べ終わるのがもったいない……。

 心からお勧めできますので、松江に行かれる方はぜひぜひ!!

 お会計の際に、少しご主人とお話しできました。やはり今年は天候不順で、蕎麦の生育にもかなり影響が出ているそうで。お蕎麦さん、元気に育って~!
 今回はぎりぎりまで予定が組めず、事前に連絡できなかったのですが、お逢いすることができて嬉しかったです。




 お腹も心も満たされて、次は八重垣神社

 こちらは松江で一番想い出のある神社で、最後にまわすことも考えたのですが、もう我慢できなくってしまって午後イチで。

 ああ、ここ通勤で通ってたな~とか思ってたらぜんぜん違う道だったりしつつ(^_^)、辿り着いた八重垣神社。懐かしさで軽く泣きそうに。前の道路が広くなって観光地化されつつあるのはちょっと残念。流行るのは良い事ではあるんですけれどね。










 めっさ趣のある狛犬さん





 こちらは古より恋の神様として有名なんですけれど、ちょうどこの日は結婚式が行われてまして、これはちょっとあやかれそうかも(^_^)。

 恋愛祈願とおぼしき女子たちの波がひいてから、ゆっくりお参り。

 ご祭神は、素戔嗚尊(スサノヲのミコト)と稲田姫命(イナダヒメのミコト)の夫婦神。
 スサノヲが八岐大蛇を退治する際、八重垣を作って姫をかくまったのが、神社後方の佐久佐女の森だと言われています。


 かつて本殿内部に描かれていたという六神像の壁画は、現在収蔵庫に保管されていて、申し込めば間近で拝観することができます。
 この稲田姫さまがすっごいお奇麗で……。お写真2千円なんですが、買ってくれば良かったと後悔しております。








 境内のちょっと面白い摂社をお参りしてから、裏手すぐにあります奥の院、佐久佐女の森へ。こちらには縁結占いができる鏡の池もあります。

 かつてはもっと神韻縹渺としていたのに、歩道も整備されてしまって、一部には入れなくなってしまっいて、かなり残念……。

 一応、占いもしてきました(^_^)。
 社務所でいただいた紙にコインを乗せて、進む方向や沈む時間で占います。

 ちなみにぼくのはすぐに沈みました~。










 続きまっす