三日目はいよいよヒムカの国、宮崎へ向かいます。
親戚の家なので、準備に手間取ってしまって、予定よりちょっと遅れて8時すぎに出発。前日夜から降り出した雨の中、小父さんに借りた軽トラを駆って一路東へ(^_^)。ルートは都城から日南に抜ける国道222号を選びました。
結構順調に距離をかせぎ、次第に雨も止んできて、青空の面積が広がってきます。
雰囲気のある飫肥の城下町を通って、“フェニックスロード”こと、日南海岸沿いの国道220号線に出ますと、タイミングを合わせてくれたかのようにめっちゃ晴れてきまして!!

ほんとにフェニックスさんみたいな雲

気分も漲りまくり、写真をばしばし撮りながら「めっちゃ海やし!!」などと独りで口走っておりました(^_^)。
心のBGMを村田和人にセットして、海沿いのドライブを楽しんでおりましたら、ほどなく鵜戸神宮に到着。約100km、3時間の行程でありました。これくらいのドライブは慣れてるんですが、やっぱり軽トラの長距離は腰にきますね(^_^;;。
雨から一気にお陽様が照ってきまして、道路から湯気が上がってる箇所もあったりして。
いっぱいの陽光に、青い空と海に、緑鮮やかな植物群に、思いっきり南国情緒を感じながら、鳥居や楼門をいくつか潜って参道を進みます。




最後の太鼓橋を渡って、紅い欄干もまぶしい階段を下ってゆくと、断崖絶壁の大洞窟と、その内部に建てられた朱塗りの社殿が見えてきまして。



本殿にお参りする前に、洞窟の入り口に立って、この奇観をゆっくり味わいました。
雨が降ったばかりなので、雫が音をたてながら滴り落ちてきて、射し込んでくる陽光も本当に心地よくって。なんだか水のエナジーを身体いっぱい頂けてる感じが致しました。


主祭神はウガヤフキアエズノミコトで、この洞窟そのものが皇子がお産まれになった場所だと伝えられています。
洞窟内の摂社にもお参りした後、お乳岩を観賞し、お乳水をいただいて。なんとなく甘い感じ? おちちあめも甥の分をふくめて頂いてきました。
さて、鵜戸神宮といえば、ご本殿前の海中に鎮座する「亀石」に投げ入れて運試しをする「運玉」が有名でして、ぼくも勿論トライしました。五個百円(^_^)。菱形の穴の端に弾かれたりして、やっぱ運ないのか~とか悲嘆してたんですが、後で教えてもらった事によると、しめ縄の中に入れば願は叶うんだそうです。じゃあ四個くらいは入ってたんで叶いまくりですね。


続きまっす