湖北見仏2 宝厳寺 | 平井部

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 納経所に並んでくれていたオカンと交代し、それからさらに15分くらいかかったでしょうか。やっと御朱印をいただいてから、少し階段を上った場所にあります宝物館へ。ガラスの向こうに、お不動さまや大日さまなどがいらっしゃいました。
 ちなみに、ご朱印は十一面観音さまのと弁財天さまのとあります。



 先ほどとは別の石段を下り、ちょっと急ぎ目に観音堂へ。


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 実は、船便の時間が決められておりまして、11:20の便に乗らなければならないのに、この時点で11:05でありまして(^_^)。ゆっくり雰囲気に浸る時間もあらばこそ。


 観音堂の唐門(国宝)を潜り、拝殿へ。


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 ををっ、いらっしゃる! 金網の向こうに、金色のご本尊さまが!

 一拝みしてから、横手に回って靴を脱いで、内陣へ。


 千手観音さま……。きれ~。


 きんきらきんではなく、おうまれになった時の金箔が、そのまま年を経て、落ち着いた色合いに変化している感じ。秘仏の仏さまならではの美しさです。
 お顔も、あくまでも端正。うっすらと瞳はひらいてらっしゃるよう。美女系ではなく、どちらかというと男前系の美しさでらっしゃいました。

 2メートルは超えているだろうと思えるほどの存在感だったんですが、身長160センチほどでいらっしゃるとのこと。御簾が周囲を覆っていて、全体像が見えないことが、より一層その存在感を際立たせていました。




 かなり心を残しつつ内陣を出て、感慨に浸る間もなく、重文の船廊下を渡って、都久夫須麻(つくぶすま)神社へ。祭神を確かめる間もなくおろがみ(涙)、湖の方へ向いて鳥居が建っている、龍神拝所へ。こちらから、琵琶湖の龍神さまを拝むようになっているんですね。
 をを、龍神さま龍神さま。きらきらしてらっしゃいます。


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 その時点でほぼ11:20(涙)。
 かなり(かなり!)心を残しつつ、港へ向かうと、既に乗船の列はできておりましたが、まだ船は入ってきておらず、あと10分くらいはねばれた感じでした(^_^)。



 かなり急ぎ足でのお参りでしたので、心残りはあったものの、それでも、琵琶湖の小島におわす弁財天さまのご神気は、しっかりと感じることができました。幸せなお参り。ぜひまたいずれ。

 帰りの船のデッキから、小さくなってゆく竹生島を見やりながら、弁財天さまと観音さまに想いを馳せるわらくしでした。



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 この日、かなり慌ただしいいお参りだったのがかなり心残りで、翌年2010年の5月にもお参りしております(^_^)。今回紹介した他にも、観音堂を出た辺りに小角さまが、すこし下辺りに龍神さまが祀られた小さなお社があったりします。ほんとに、調べれば調べるほど不思議な伝説がでてきまして、いろいろな意味で重要な場所なんでしょうね。


続きまっす




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 千手観音さま御影


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 宝厳寺ご朱印