最近、「命がけで」というキーワードが目に留ります。
あれこれ迷いつつ、迷ってる時点でもう「命がけ」ではない訳で。
去年亡くなった中村勘三郎さんなんかは、真実芸に命をかけてらしたことが、追悼で放送されるどの映像からもひしひしと感じられました。
イチロー選手なんかもそうだし、ふとテレビで目にしたうどん職人さんもそうだった。
先日読んでた『ブラック・ジャック創作(秘)話』2巻でも、「みなさん、命がけで仕事してくださいっ!!」って、手塚先生がスタッフを叱咤する場面があって、なんだかぼく自身に言われているようで辛くて。
当時スタッフだった高井研一郎さんが、あの言葉に素直に頷いていればよかったって、後悔されるシーンがあったんですが、ぼくも後年、同じような気持ちを抱くのかなあって思いました。