裏道を通って宇治市街に抜けて、さらに北へ進んで、今度は醍醐の辺りにあります法界寺を目指します。以前この辺りに妹夫婦が住んでましたんで、馴染みの場所なんです。
住宅街の奥に見えてくる小さな山門。

山門潜ってすぐ。左の大きいのが阿弥陀堂で、右がご本尊薬師如来がいらっしゃる本堂です。
この右手に、樹々に囲まれた池があります。

受付を住ませて、まずお目当ての阿弥陀堂へ。
冷やっとする空気に、少しの恐怖感と大きなわくわく感。
お堂の中心には、丈六の国宝、阿弥陀如来さまが端座してらっしゃいます。
もう、「ザ、阿弥陀」なお姿ですね。
何時お逢いしてもすごいお方です……。
ゆっくりゆっくり、もろもろ新年の誓いをさせていただきました。
こちらは、脇侍などはいらっしゃらないのですが、周囲を取り囲む柱や天蓋に、極彩色の天上画が描かれておりまして、かなり退色はしているも、よく眺めるとその雰囲気はしっかり楽しむことができます。

阿弥陀堂
阿弥陀堂の横手にありますのが、本堂である薬師堂です。
お堂の内部、内陣との境にある格子には、皆さんが願い事を描かれたよだれかけが、いっぱい結びつけられています。
お薬師さまは秘仏で対面はできませんが、信仰する方は多いようで、ぼくが訪れる前にも年配の女性がなにやら真剣に祈念してらっしゃいました。

本堂
こちらのご朱印は初めていただいたんですけれども、すごく奇麗な字で感動してしまいました。阿弥陀さまとお薬師さまの二種類あって、今回は阿弥陀さまをいただきました。
法界寺から歩いて数分の所に、親鸞上人の生誕地であるという誕生院があります。こちらは今回初詣で。

とくに拝観などはできず、お堂に外からお参りできるのみ。
横手の親鸞上人童子像は、上野の西郷さんみたいな貫禄がありました(^_^)。

そんなこんなの初詣に見仏、なかなか良いですねえ(^_^)。
これからは神社とお寺、両方に詣でることに致します。
余談。
帰りに、こっちのご朱印も集めてきました(笑)
甥抜きで漢独りで回るの、微妙にハズカシかったれす。

夕景が物凄く奇麗でした。
何かが巨大な羽根を広げているよう……。

この日も好日でありました。