次に向かいますのが、元伊勢内宮 皇大神社です。
豊受大信神から北へ車で数分。駐車場はいくつかありましたが、神社の所有ではないのか、どこも有料で、しかもセルフ方式でした(^_^)。
家々の間を抜けて、上り口に。高台にある神社まで、200段ほどの石段が続きます。
鳥居前からの眺め。

続く石段。

石段の途中、右側に社務所がありましたんで、ご朱印頂いたんですけれど、どうもこちらは摂社の 天皇神道・岩長姫命社 の社務所みたいでして、帰ってから確認したら、岩長姫のご朱印になってました。
そんなこんなで皇大神社のご朱印頂けませんでした(^_^)。
朱印を下さった方が「岩長姫って知ってますか?」って聞かれるので「コノハナサクヤヒメのお姉様ですよね?」って応えると、「それだけではなくって、見えない裏の世界を司る神様です。これからは裏が出てくるんです」みたいにおっしゃってました。
石段の途中には「麻呂子親王御手植杉」「真名井の池」などもありました。
皇大神社本殿。

こちらも、社殿を取り囲むご神木が、フォースそのもののように空に向かって伸びています。
しっとりとしたご神気。心地良いです。
境内右手に、岩長姫さまを祀る摂社が。
こちらは昭和四十八年に鎮座されたのだとか。

その少し下方に、天龍八岐龍神社。
手前に池があって、本当に龍神さまが住まわれているよう。ご神気すごかったです。

しばらくご神気に浸ってから、境内左手の参道を抜けて、元伊勢三社の一つ、天岩戸神社 へ向かいます。
参道を歩いてますと、なにかめっちゃすごい感じ! って思いましたら、見えてきました。


ご神体である日室岳(岩戸山)。遥拝所より。
倭姫さまの住居跡があるとか、石室があるとか。お山一帯が禁足地になっています。夏至には、このお山の頂点にまっすぐ陽が沈んでいくそうです。
さらに道を下るにつれて、渓流の音が大きくなってきます。
道路脇の階段を下り、小さな鳥居を潜ってさらに下ると、飛沫をあげて流れる川と、岩盤の上に小さなお社が。


お社の前まで行くには鎖を掴んで上らなくてはいけなくって、雨で滑る中、必死で岩の上まで上ってお参りしてきました(^_^)。
流れを見下ろしながら轟音を浴びていると、すごく心地よかったです。

社務所の横に休憩所がありまして、渓流を眺めながらゆったりできるのですが、この日は雨だし寒いしで、少しだけ(^_^)。夏はさぞ気持ちイイでしょうねえ。
裏日本のご神域、いろいろ秘められている感じがしてやっぱり良いですね。
渡来人も、この辺り経由で来ていた人も多いようで。
小浜にはめっちゃ行きたい羽賀寺もありますし、次は絶対泊まりがけでゆっくり来ようと思いました。
ちなみに、籠神社で買った倭姫さまの巡行袋はこちら。

倭姫ツアーもうちょっと続けてみようかしら(^_^)。