籠神社を出発して、次に大江町の「元伊勢三社」に向かいます。
車で約1時間の行程。国道175線を北に折れて、田園風景の中をしばらく進むと、右側に元伊勢外宮参道を示す看板があります。
駐車場に停めて、石段に向かいますが、平日だからか社務所にも誰もいらっしゃいません。帰りにご朱印頂こうと思って呼び鈴押してみても、応答がなかったです(^_^)。
こちらはご神域そのものが山系とは分かれた丘陵になっています。古墳説もあるとか。
石段を登ると、薄暗い樹々のトンネル。
社殿は左側。ううっ、かなり厳しい感じです……。

黒木鳥居というシンプルな鳥居が、この古社の歴史を偲ばせます。
元伊勢外宮 豊受大神社。
笠縫邑(檜垣神社)よりアマテラスオホミカミ様がこちらにご鎮座された際、同時に豊受大神をお祀りしたのがこの神社の始まりです。アマテラスが伊勢に移られてしばらくしてから、神様の要請で伊勢の外宮としてご遷座されることになり、以来こちらには御分霊をお祀りしているとのこと。


ご神気すごかったです……。
本殿を取り囲むように、多数の末社が並んでいるのですが、これも伊勢の外宮と同じ形式だそうです。
本殿真後ろに、印象的なご神木が二つ。
向かって左は「龍灯の杉」といって、節分の夜に龍が火を灯すという伝説があるそうです。

右側の樹は、フォースの動きを示すように、不思議なよじれ方をしてたんですが、画像なくってすいません。
もう10年以上前ですが、地図を見ていて突発的にお参りしたくなって、来てしまったことがあるのですけれど、あの時も雨で、同じ用な雰囲気を感じました。
ちょっと特別な神社ですね。
続きまっす。