播磨見仏 鶴林寺2 | 平井部

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 すいません、寝込んだりお伊勢参りしたりでちょっと間が空きました。


 鶴林寺見仏の続き、いよいよ本堂でご本尊と対面です。


ときめき見仏記-本堂
 本堂と、奥が太子堂。特別拝観の期間は渡り廊下で繋げてあります。五色の幕が特別感を盛り上げてますね~。


 ご朱印を書いていただいて、本堂外陣の雰囲気を味わった後に、向かって左手の入り口から内陣に入ります。

 いきなり見えます! 横長のお厨子の中央に、金色のお薬師さま!

 左斜め遠くから見つめて気持ちを整えてかた、御前かぶりつきに移動してゆっくり拝ませていただいて。

 半丈六のお薬師さま坐像。正面から観たぽっちゃりお顔が特徴です。
 妙におお顔だけ金キンしてるなあって思いましたら、やはり江戸時代に一度塗り直されているそうです。あんまり丁寧な仕事ではなかったようなのですが(^_^)、ポスター等のお写真で観ていたよりは実物の方が断然お奇麗でした。

 通常は、日光月光さまに2天さまが五方並んでらっしゃるのですが、この時は新宝物館に移動されてまして、ご本尊の両脇には、御前立ちの日光月光さまが侍ってらっしゃいました。で、お厨子の外に、小さい十二神将さま。

 お薬師さま、少し離れて斜めから眺めるお顔が一番美しかったですね。
 いろいろな角度から思うさま眺めて、お堂を後にしました。


 そのまま、渡り廊下を渡って、小さい太子堂へ。
 こちらはお堂そのものが平安時代から残るもので国宝なんですね。

 行をするお堂だということで、貴重な壁画などは煤けてしまっていて、小さな釈迦三尊さまもレプリカ。復原された壁画と、元々の三尊さまは、往時の様子を味わえるように、そのままの並びで新宝物館に展示されていました。

 この太子堂、すっごく落ち着ける空間で、このまま数年こもって写経でもしていたいくらいでした。




続きまっす。