三峰参拝ツアー2 麻賀多神社奥宮 | 平井部

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 そこからさらに国道464号を北上。しばらく行きますと、左手がぱっと開けて印旛沼が見えてまいります。

 朝から何も食べていなくって、何かお腹に入れようにもコンビニすらなく、ひたすら歩くしかなく(^_^)。千葉に入ってから止んでくれていた雨も、ついにぽつぽつ降り出して。やっと、うなぎメインの食堂をみつけた時には、もう半分意識なくしながらふらふら寄っていきました。江戸前風の甘辛いかき揚げ丼、美味しかったです! 関西風より断然こっちの方がスキです。


 次にめざすのは、再び麻賀多神社。同じ名称ですが、先ほどの麻賀多神社の奥宮に当たるお宮です。

 が、と、遠い……。ほんま着くんでしょうか……。

 一応地図も印刷してはいき、直線距離で1キロくらい北とは分かっているものの、これ、移動距離的には余裕で数キロはあります。
 雨はほとんど横殴りで傘がとばされそうなくらいの強風(涙)。

 初めの麻賀多神社までは、まあ駅から3キロくらいですし、本数少ないながらもコミュニティバスが出ているようですが、この奥宮も参拝されるんなら、車の用意は必須かと。基本歩いたらあかん距離ですね。


 ……などといろいろ後悔しつつ、なんとか到着。


ときめき見仏記-1

http://www.genbu.net/data/simofusa/makata2_title.htm



 こちらも、薄暗い森に包まれた境内。
 一の鳥居を潜って右手に、伊都許利命(イツコリノミコト)の墳墓があります。この神社を開かれた国造さんですね。


 本殿。

ときめき見仏記-2



 本殿の裏手に、こちらにも杉のご神木が。

 さらに左手にはスペースがあり、樹々の根本にあちこち小さな祠が祀られていて、ぐるっと一周巡れるようになっております。陽気が溢れる日にはさぞ心地良いかと思いますが、この日はちょっと切ないような雰囲気でありました。



 一度鳥居を出て、幼稚園の方に移動しますと、小さな摂社(独立したお宮?)の金比羅宮がありました。かなり気になったのですが、この時は疲れすぎていてお参りせず、今かなり後悔しております。



 ちなみに「麻賀多神社」という神社は、この印旛沼周辺に集中して十八社あるのみで、全国的にも珍しい名前なんだそうです。なにか深い理由はありそうですよね。(という訳で名称だけで地図検索すると、違う麻賀多神社が表示されたりするのでご注意。ぼくも危うく違うお宮目指すところでした(^_^;;。)
 名称の由来は、「日本武尊が祈念して“勾玉”を埋めた為」、「沼の潟から“真潟”となった」等、諸説あるそうです。個人的には勾玉の方が面白いなって思います。

 

続きまっす



後注:麻賀多神社、本宮から奥宮までですが、詳細な地図で見ると、ほぼ直線最短ルートを辿れる道があるみたいですね。ぼくは国道464号を通って行きましたので、かなり遠回りになってしまっております。さらに、奥宮から、はなのき台の方に南下すると、500m弱でバス停にも行けるみたいです。ご参考までに。