ピラミッド5000年の嘘 | 平井部

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 今日は映画『ピラミッド5000年の嘘』を観てまいりました。
※ネタバレあります

 京都では駅前イオンモール内のTジョイ京都にて。
 ぎりぎりまで東寺の観智院にお参りしてましたんで、焦って早足で行くも、充分余裕で間に合いました。東寺の東門出てから5分でいけますね。今日はこの春一番くらいの陽気でしたので、ちょっと汗かいちゃいました。


 主な内容は、ピラミッドという驚くべき建造物を、多方面から調べることで、現在の定説を再検証し、創られた真実の目的を見極めようというものです。

 ピラミッドに関しては、グラハム・ハンコックの『神々の指紋』が出てしまってからは、もう普通に考えて単なる王墓ではないやろうって思ってたんですが、やはりエジプト史学のメインストリームには完全に無視されていたんですね。



 まずは、建築技術を検証。現代の技術でも困難なほど、誤差なく完璧に組み上げられた巨石。定説では20年で完成したことになってるのですが、それだと数トンの石一個を2分ちょいで組んだことになるらしく、ちょっと笑ってしまいました(^_^)。

 さらに、サイズが隠し持つ数字の神秘や、地球規模で伸びる、古代遺跡を繋ぐレイラインまで。

 もっとも興味深かったのは、中国にあるピラミッドでした。あることは知ってたのですが、画像を見るのは今回が初めてでして。
 なんせ中国ですので、詳細は全て隠蔽されている中、一度だけ、外国人ジャーナリストに撮影を許可したことがあり、この映画で見られる画像はその時のものです。土製で、エジプトのものよりもかなり平べったい形状。しかし航空写真を見ると、美しい四角形が今もはっきり残っているのが分かります。
 ゲリー・ボーネルさん情報では、真実の世界史が刻まれたディスクが既にみつかっているとのことですが、これは本当かどうか分かりません。

 映画の結論は、古代の何物かが、その叡智と、周期的に訪れる地磁気異常による大災害の時期を、後世に伝える為に、創られたのではないか? とされていました。



『神々の指紋』では、ピラミッドとオリオンの三ツ星の位置関係から、創られた時期まで推理してはりましたね。
 それはやっぱり紀元前1万年とかその辺り。当時エジプトは緑溢れる地域だったそうで、スフィンクスの表面には雨に打たれた跡がのこっているとか。そういえば、今回の映画でもエンドロールに入る前、スフィンクスに植物群を合成した映像がインサートされてました。


 建築技術的に「あり得ない」ことはもうこれまで示されている事実で充分であり。

「じゃあどうやって?」に関しても、解明される日がくるんでしょうか。
 なんだかワクワクしてきますね(^_^)。



※後注 グラハム・ハンコックが「紀元前1万500年頃に創られた」と推理してたのは、ピラミッドでなくスフィンクスの方でした。ピラミッドはその後になります。ただ、スフィンクスと3つのピラミッドの配置は、最初から設定されていたと考えられると。