瀬織津姫まつり その二 | 平井部

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 国道422号から鹿跳橋を渡ってすぐの右手の高台に、佐久奈度神社は在ります。
 鳥居の手前で右下に折れて、大きな駐車場にパーク。しばらく川べりで、ちょうど川が合流する辺りを眺めていたんですが、元々ここにあります大きな銀杏の脇に、旧本殿が建っていたのだそうです。

 石の鳥居を潜って境内に。まだ少し残る桜がとっても可憐でした。
 画像で見たことがある、深田先生のフェラーリ(という名のスバル)が停まっていて、嬉しくなって見物したりしつつ(^_^)、本殿にお参りして、しばらく境内を散策いたしました。



 参集殿ではもう受付は始まっていました。主宰の数霊媛さま自ら受付をされていて、ぼくの名前も覚えて下さっていて嬉しかったです(^_^)。
 会場に入って、少し緊張しつつ、販売コーナーを眺めたり場所をとったり。……しとりましたら、準備に忙しく駆け回ってらした深田先生が、なんということでしょう!「明石にも来られていた方ですね?」とお声をかけて下さって、慌てて立ち上がってぼくもご挨拶。すごく懇切丁寧なお言葉をかけていただいて、恐縮しつつ感動……。後の講演会でお聞きした、小林美元先生の、人に接する態度を、そのまま受け継いでらっしゃるんだなあって、二重三重に感動でした。


 お泊まり組の皆さんのバスが到着し、会場の熱気も一気にアップ。
 いよいよ開幕です!

 数霊媛さまの開幕の辞と、深田先生のお言葉の後、まずは神社本殿に正式参拝です。
 本殿内陣に入れていただいて、左右に並べられた椅子に着座。すぐ左前に、紅い衣装に着替えられたち~こさんがいらして、やっぱり奇麗な方やな~と思って見ておりましたら、もっとも優しい観音さまにお逢いした時みたいな感じがば~ってきてしまって、危うく泣きそうになってしまいました(^_^)。このお方もすごいです……。リアル観音さまですね。


 ご神職が来られて、皆が低頭する中、大祓詞を奏上されました。
 玉串の奉納の後、ち~こさんのライアー(琴)と、アマノマイの皆さんの舞いの奉納。
 その間、ずっと瀬田川のせせらぎの音がBGMとして聴こえてきていて、身体の芯の方からゆったりじんわり落ち着き感が染みてくるのが感じられました。
 
 本殿から出て、権禰宜の花田さんにこの場所の由緒を説明して頂き。皆で、瀬田川を眺めていた際、トンビ(鷹?)さんが上空を気持ち良さそうに滑空していたのが印象的でした。
 そのまま参集殿に入って、花田さんによる講演です。
 こちら、佐久奈度神社のご由緒から、瀬織津姫さまに関して、さらに、神社に詣でる際の心構えについて。「神様には、お願いする必要は本当はないんですよね」というお言葉が印象的でした。深田先生がいつもおっしゃっている事にすっと通じますよね。 


 この地はかつて「さくらだに」と呼ばれ、大祓の神域であると同時に、景勝地としても有名だったそうです。
「天下の祓所」として神威を誇った、限りなく美しい水のお宮……。なんとなく、古のこの場所がイメージできてまいりました。


続きまっす