アカシャ宇宙の叡智 | 平井部

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 ゲリー・ボーネルさんのビュイック・ドライバーシリーズ第3部完結編『アカシャ宇宙の叡智』読み終わりました。
 なんせ分厚くって、寝る前に少しずつ読み進む感じで丸2ヶ月ほどかかってしまいました。

 このシリーズは、アカシックレコードを読み解けるというゲリーさんの自伝小説です。1、2作で、少年期のゲリーさんがどのようにして才能を開花させ、過酷な現実に対処してゆくか、この3作では、成人後、故郷に戻って自己の持つ最大の“葛藤”を手放すまでが描かれます。

「面白かった?」って訊かれたら正直「まあまあ」なんですけれど、ゲリーさんのなにげない行動にすごいヒントがあったりして、深く読み解ける人にとっては貴重な本になるかも知れないですね。

 今作では、故郷で不意に再会した過去に因縁のある人物が、実は世界史に大きな傷跡を残すある団体に深く関わる人物であって、結果その背後の物凄い霊団とも対峙することになるんです。ラスト数章は、手に汗握る感じですごい面白かったです(^_^)。

 ゲリー・ボーネルさんは、5次元文庫に対談含めて3冊ほど入ってますんで、そちらを読まれて面白ければ、ビュイック・ドライバーシリーズにいかれても良いかも。1作目『新次元の叡智』はアマゾンでは中古かプレミア価格でしか入手できないみたいですので、心に留った方はお早めに。


 5次元文庫という怪しい(^_^)文庫シリーズは、「で、なんやねんっ?!」とか「ギャグかっ?!」ってツッコミたくなるのも多いんですが、休憩中に読むのにちょうど良いんで、けっこう買ってしまってます。
 ゲリーさんのはどれもお勧め。「光の12日間」まであと1年ほどですねえ。ほんまにあるんでしょうか。