少し前ですけれど、『ベスト・キッド』観てきました。
（※ちらっとネタバレあり）
実はこの夏一番楽しみにしてたのがこの映画！ オリジナルがめちゃ世代で、あの頃は四条界隈にしかなかった映画館に一人で観に行って感動してた記憶もありますし(^_^)、あと、“師匠と弟子”っていうテーマが今の自分にとってツボなのかも。
すごい面白かったです。期待を裏切らない出来。
予想と違ってたのが、ジャッキーチェン演じるハンさんの描き方ですね。
オリジナルのミヤギさんのような飄々とした人物ではなく、過去に受けた心の傷を癒せないまま、殻に閉じこもってただ日々を過ごしている男……。この辺りは、ハリウッド的な描き方やなあって思いました。
ただ、枯れた演技のジャッキーチェンも、すごく良かったです。
歳をとって、ほんまええ顔になってきました。
ウィル・スミスの息子……っていう注釈がもういらないくらい、ドレ役のジェイデン・スミスは凄かったです。もうこの子天才ですね。演技もすごいし、カンフーも頑張ってたけれど、なにより父親譲りの思わずにっこりさせられるあの愛嬌(^_^)。まさに天性のものですよね。
ラルフ・ダニエルさん・マッチオはどうひいき目に見ても強そうでなかったですけれど(^_^)、ジェイデンはめちゃ強そうでした。
ラストのキメ技も、今回はちゃんと伏線があって、お～って唸らされますね。
久しぶりにもう一回観たいって思えた映画でした。
オリジナルも、３とか４になってくるとかなりトンデモ展開を辿るのが悲しいですが（笑）、１はもう一回観てみたいかも。