月讀宮から内宮はもう間近。神域に向かってぱっと開けてくる御幸道路を突き当たりまでゆき、鳥居前のパーキングに車を駐車。こちらにだけお参りする方も多いのか、外宮よりもかなり賑わっております。
うううっ、こちらもすごいかもっ!!
もう、「ぱっ!」って明るい雰囲気。
ご神域の入り口は、鳥居を潜って五十鈴川を渡る宇治橋。まぶしいくらいの白木と、鮮やかな青空との対比が美しいです。
広大な空間。柔らかな波動。一歩玉砂利を踏みしめるごとに、ご神気は強まってきます。
五十鈴川に直接手を浸せる御手洗場で、しばしせせらぎを楽しみ。
川べりに腰掛けて、和んでいる女子グループとか、幼子を愛でるお母さんとか、みなさんこの一時を楽しんでらっしゃいました。
そのすぐ横手の滝祭神のお社、ほとんどの方が見過ごす薄暗い所にあり、社殿はなく、小さい磐座が祀られているだけなんですが、「ぶわっ」という上っていき感がすごかったです。本当に龍神さまがいらっしゃるような。この辺りは水の清めの場所ですね。
五十鈴川を渡って別宮の風日祈宮(かざひのみのみや)にお参りしてから、神楽殿や社務所を抜けて正宮(本殿)へと。参道のあちこちにそびえ立つ神代杉さま、みなさんすごすぎます(^_^)。フォースを感じながら歩いていると、意識ブレそうな感じすらしました。
路は突き当たって、左の石段の上はもう本宮。
柔らかながらも、しっかり身体を包み込んでくるご神気に圧倒されながら、石段を登って、正宮の中へ。
まっ、まぶしい~っ。めちゃまぶしいんですけれど……
幾千、幾万のガラスの欠片が、きらきら輝きながら降ってくる感じ……
眼を開けているより、閉じている方がまぶしいくらいでした(^_^)。
拝殿から正宮が直視できないように、白い幕が張ってあるんですけれど、ちょうど社殿の方からまっすぐ旋風がさ~って吹いてきて幕を翻して、全身を吹き抜けてゆきました。すごい心地よさ……
かんなり長い間、陶然とした顔で佇んどりましたので、警備員の兄やんには怪しまれていたかも(^_^;;。
正宮を出ても余韻が物凄くって、半分くらい眼を閉じてふらふら歩いていて、見ようによってはトリップしてるように見えたかも知れません(笑)。
別宮の荒祭宮(あらまつりのみや)にもゆっくりお参り。
最後に、もう一度御手洗場で五十鈴川を眺めて、ふと青空を見上げたら、「S」字の雲が出ていました(^_^)。この日は雲が色々な形に見えて面白かったです。
めっちゃ心を残しつつ、宇治橋を渡ってご神域を後に。辞去するのがすごく寂しかったです。
つづきまっす