外宮を出発しまして、内宮へと続く御幸道路を進みます。
途中いくつかあります別宮の中、まずお参りしたのが倭姫宮(やまとひめのみや)です。
小さな鳥居を潜って、快晴なのが嘘みたいに暗い参道を通り、石段を登ると、ぱっと明るい空間が開けます。
ご祭神の倭姫さまとは、もともとは三輪明神にほど近い笠縫の地に祀られていた神宝ヤタノカガミを、新たにお祀りする場所を求めて諸国を回り、最終的にこの伊勢に地に定めて、「社」をたてられたというお姫さまですね。
行きの行程の途中、倭姫が祀られた御杖村の御杖神社にすっごく惹かれたんですが、心急いていてスルーしてしまったんです。「御杖」とは倭姫さまの命(ミコト)そのものを指す言葉だと知って、こちらも行きたいココロ高まり(^_^)。これはもう倭姫ツアー決定ですね。笠縫にあります檜原神社も、とっても清々しい場所であります。
次にお参りしたのが、またすこし道路を進んだ場所にある月讀宮(つきよみのみや)です。
ああっ、こちらもすっごいきらきら感!
曲線になっている参道を抜け、巨大なご神木さまを過ぎると、小さな社殿が四つ並んでいます。それぞれ、月讀命・月讀命荒御霊・イザナギノ命・イザナミノ命 をお祀りするお社。
月讀さまは、アマテラスの弟君で、裏にまわって世界の全ての波動を取り持つ神様で、ぼくも大好きな神様です。この日はちょうと新月でしたので、いらない自分を捨てて、月の満ちるように新しい自分になります……ってお祈りしてきました。
こちらのご神木さまがすっごい優しい雰囲気の方で、見上げたり触ってぴりぴり感を楽しんだり根元に座ったりで、しばらくゆっくり和ませていただきました(^_^)。
別宮はいくつかありますが、こちらはすごくお勧めですかも。
つづきまっす