武勇伝・・・。
こんにちは、パチばな管理人です。
店長をしていた時のお話です。
仕事の一つに、
新台選定というものがありました。
HIT機種を見抜くのって
すごく難しいんですよね・・・。
暴露しますとね、
実は・・・
CR海物語を初めて見た時
「絵柄がデブになって気持ち悪い、こんなのダメ」
CR天才バカボンを見て
「こんなリーチの長い機種はウケない、ダメ」
スロット獣王を薦められて
「あんな意味が理解しずらい機種はダメ、断固拒否」
スロット北斗の拳をじっくり検討した挙句
「購入キャンセルできませんか?」
なんというダメな選球眼!
|)彡 サッ
サミー攻略事件 2
(前編をみていない方は、前の記事からご覧下さい)
サミー系のスロット全機種に
使用可能だという攻略法を
知ったぼくが出した結論は、
直ちに全店島封鎖だった。
上司の許可を求め、
携帯電話に連絡して説明した。
返ってきた返事は、
「はぁ!?お前バカか、意味不明なこと抜かすな!」
この反応は当たり前だ。
情報源は、2ちゃんねるの掲示板。
ぼくが総合的に判断して、
真ネタだと結論させただけなのだから・・・。
結局、
何のアクションも出来ないまま
引き続き情報収集をしながら
深夜を待った。
閉店した店舗へ行き
店長へ事情を説明し、
攻略法の真実を確かめるべく、数名で試してみた。
静まり返ったホールの中で
メダルを投入する音と、スロットの電子音だけが響く。
数分後、
店長の顔に驚きの色が浮かぶ。
「こ、コピーできます・・・!」
やはり、そうか。
子役が成立するたびに
ゆっくりとした特殊なレバーの押し方をすると
前のフラグがコピーできるのだ。
失敗しない限り、永遠に!
結局、
時間の経過と共に
情報が正式な機関からも流れ、
サミー機種全台島封鎖という異常事態となった。
翌日、
ほとんどのホールが島封鎖をしていたが、
情報が遅れたのか、そのまま営業している店もあった。
覗いてみると
全台が3000枚以上のメダルを出しており
異様な光景だった。
ぼくは、
改めて攻略騒ぎに思いをめぐらせ
ホールを後にした。
― おしまい ―
へっぽこ文章ですいません('A`)
こんにちは、
パチばな管理人です。
今回はシリアスタッチで書いてみました。
この攻略騒ぎの真意の部分は
正確に把握していないのですが、
制作時点でのミス、もしくは大きな裏がありそうなものでした。
祭りは一瞬で終わりましたが、
ほんの一部の方だけに利益が偏ってしまう感じですからね・・。
今後、こういうことがないように
祈るばかりです。(`・ω・´)
みなさんはこの時
何をされていましたか?
サミー攻略事件 1
「これは真ネタだ、やばい・・!」
顔から血の気が引く。
今までこれほどヤバイ攻略法を対処したことはないのだ。
あせりながらも、自分の考えをまとめ
出張している上司の携帯電話の番号をダイヤルした。
―2001年10月―
当時、
ホール全店を統括する本部にぼくはいた。
インターネットでは
日々、妄想や願望、遊技台の仕組みや攻略、
そして真実の裏情報までが転がっていて、
それを収集するのは、自主的な仕事の一環であった。
その中で
ひときわ急速に話題になっているネタがあった。
それは、サミー製スロットのレバーを
あるタイミングで叩くと、直前に成立した
フラグをコピーできるという無茶苦茶なものだった。
鼻で笑ってスルーしてしまうような内容だが
話題の数、その展開スピードが速い。
まるで日本列島を一気に侵食するかのような勢いだ。
誘拐犯的な妄想ネタならこうはいかない。
過去、何度なく発覚してきた攻略法は
特定の仕掛けが施された台のみという
一般の方には縁のない次元のものだ。
それが、サミー系全台に可能だという。
国内には約30万台あるサミー系スロット。
市場に設置されてある機種は、
獣王、ネコde小判、ハードボイルドなど・・・。
特にAR中にボーナスをストックして、
AR終了後に吐き出すハードボイルドは一体・・・!
当然、自分の管轄しているホールにも
一体何台あることか!!
これは直ちに行動するべき内容だ。
ぼくは動揺を抑えながら、対策に思いをめぐらせた。
続く