1.はじめてのパチンコ編(2) | ライターじゃない、アイドルだ

1.はじめてのパチンコ編(2)

初めてパチンコを覚えたのは18歳、九州は大分県別府市だった。

 

最初に打ったニュービックセブンは駅前通りから下った海の近くの店。(店名は忘れた)

 

私はオーソドックスにセブン機で遊んでいたがワルの部類に属する友人はシャトル21というアレパチを打っていた。

 

これも仕組みはチンプンカンプンだったが一度当たれば1万円分程の出玉がでるらしい。

 

パチスロはあのペガサスが設置されていたが、パチスロはさらに意味不明な代物かつ異様な雰囲気で、

 

打っている人たちの風体は恐ろしく島に近づくことすらできなかった。

 

アレパチやパチスロは持金に余裕のない私にはちょっとハードルが高かった為、

 

ハネモノの存在を知り近くのダイヤモンドという店でスタジアムを打った。

 

何度が店に通っていく内私はとある仮説にたどり着いた。

 

「夜8時が出る」

 

間違いない。夜8時が一番出ている。

 

つまりパチンコは出る時間が決まっているのだ。

 

この秘密を掴んだ私はとある日、日が沈んで時が経つの待ち、

 

なけなしの500円玉を握り締めて自転車にまたがりダイヤモンドへ向かった。

 

勝利を確信して心躍らせてスタジアムに座ったが、普通に負けた。

 

夜8時が一番出玉が多いというのはイコール客数が多く売上が多いので当たり前の話だったのだ。

 

単にバカだったのである。