近年のバレンタインデーは
何だかすご～い。
義理チョコなどの 「ハイ 渡しました～」は
影を潜め 人にあげる というより
自分が食べたいチョコ率が 上がってるらしい 
我が家でも そうだった。
近年 夫の チョコへの熱量が上がっているのだ。
百貨店で 例年配ってる チョコレートのガイドブック。
今年も夫がゲットしてきた。
ワタシが頼んだワケでは ナイんだよ～。
仕事から帰ってくるなり どーんと置かれた チョコのガイドブックを見て
「おお～ すご～い」
無料で配ってるとは思えない オールカラーの分厚い冊子。
読物としても 楽しいよねぇ 
ちょこっと見て 美味しそうなのを見て
夫に見せると
「そこに付箋たてといて」
ありゃまっ
あんまりしゃべったら どれ買うか ばれちゃうねぇ。
と 呑気に構えていたのだ 
しかしっ
百貨店の催場が バレンタイン仕様に変わったとたん
夫から
「見に行こう」
えっ。
まだ １月だけど そうかぁ 行きたいんだ～ 
実は夫もワタシも 数年前までは
さほどチョコには興味がなかった。
夫に至っては
「チョコはやっぱり ホワイトチョコが１番だろ」
という
微妙にチョコなのか？な 立ち位置だったんだよ。
お互い スイーツは好きで プチガトーを たまに食べるんだけど
そのときも
チョコレート系は 殆ど選ぶコトが なかったんだよ。
しか～しっ
ここ数年で
「イイチョコって すごいよねぇ」
目覚めちゃったんだよ。
今や夫も ビターチョコ系のプチガトーも全然平気になってしまった。
で ついに
今年は自分から 百貨店のバレンタイン催場に行くと
言い出したのだ 
催場に行くと
ガイドブックに載ってたとおり
そりゃ すんごい種類のチョコが並んでる。
アレコレ見てたトコロ
夫が「コレ買う」と 指差したのが
えっ
という高額チョコだった（もちろん 量はちょびっと）。
オウチに戻って 適温よりちょい低めにしちゃったけど
食べたチョコは 本当に 美味しかった。
イイ素材って チョコに限らず 量はいらないんだよね～ 
そして ２月に入り
ワタシは チョコレートを買いに行くタイミングを
逃してしまい
２月の10日すぎに夫に
「ごめ～ん 今年はチョコなしでも いい？」
「いいよ～」 
このとき ワタシは
１月末に 素晴らしいチョコを堪能したので
満足したのかな と 思ってたのだ。
ところが バレンタインデー前日の１３日
帰宅した夫が手にしていた 紙製の豪華な手提げバッグのロゴは
「………チョコじゃん」
この瞬間
当日調達しようかと思っていた ワタシの野望（？）は
潰えたのだ。
そして ついでに
バレンタインデーのチョコの決定権は
ワタシの手から離れたコトを
悟ったんだよ 
…………。
まぁ すんごく美味しいから
いいけど ね 
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