【コラム】モータースポーツにおけるタイヤとホイールの役割 | ⚡️SHIBATA⚡

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今回のD1GPは、レーシングチームとしても参戦しますが、タイヤメーカー&ホイールメーカーとしても参戦いたします!

 

我々はつい先日、正式に「ホイールメーカー」となりまして…

 

JAWA事業部のご紹介 - 日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会(NAPAC)

 

現在、NAPACに加入後、JAWAへの正式な加入の手続きを行っておりますが、すでに「G23」「F23」については、VIAとJWLの規格をクリアーしたホイールの生産も始めており、強度テストにも合格し認可も取得しております!

 

ということで、今年から、D1GPやFDJに参戦する車両は、自社のホイール「F23」を使用いたします!

 

タイヤは、D1GPは「シバタイヤ」、FDJは「ヨコハマタイヤ」で参戦をいたします!

 

ということで、ホイールとタイヤが自社製品になったわけです!

 

来週に迫った「D1GP開幕戦&第2戦」のレース前の準備の風景ですが…

 

 

右のレーンがコウダイの2日分!

 

左のレーンが、日比野選手の2日分です!

 

1レースで、1人約30本使います!

 

D1GPは、土日がデユアルファイナルなので、2日で2レースあるので、2人で約120本です!

 

当日、シバタイヤの選手が多すぎて、現地でのタイヤ交換が大変なので、2人分でシバホイ120本、シバタイヤ120本用意して、全部組んで持っていきます!

 

※当日の現地スタッフの負担を減らす為です!

 

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モータースポーツは、ホイールがないとレース出来ませんし、ホイールの性能(軽さ、精度、強度等)がかなり重要な要素となります!

 

アルミホイールの共豊コーポレーション公式サイト (kyoho-corp.jp)

 

シバホイールにつきましては、JAWAの会長でもある「共豊コーポレーション様(AME)」と共同で開発をしておりまして、基本的なデザインだけは、私がやっておりますが、設計&テスト&生産&検査のすべてを共豊コーポレーション様に委託をしております。

 

まずは我々が、実際のレース現場で「車検対応なレースで戦えるホイール」として使用をしまして、その性能を皆様にお見せできればなと思っております!

 

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さて、D1GPの開幕に合わせて「D1GP用のタイヤとして、2024年モデル」を製作しましたが、そのグリップ用のコンパウンドのタイヤも試作が完成してきました!

 

今回は、全国で3名の方にテストをして頂きます!

 

⚡サカモトエンジニアリングの坂本さん

 

どういうわけか分かりませんが(笑)シバタイヤを自費で購入して、ひたすらインプレをしてレポートをSNSに上げていたのを拝見しておりまして(たまにボロカス書いていたりする(笑)シバタイヤを2度と使わないとかSNSで言ったと思ったら、またシバタイヤを買って検証したりする)ので「一体どんな人なんだろう?」と興味がわき、この前、栃木までゲリラで会いに行ってきました!

 

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そこでいろいろな話をしまして「シバタイヤ」をさらに良くしていきたいという「想い」を感じまして、今後のシバタイヤの開発にドライバーとして協力して頂くことになりました!(笑)

 

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今回のテストタイヤは、テストのコンパウンドの種類が多いので、全部テストするのにホイールがなくて大変なので、全部のタイヤ分のシバホイを24本用意しまして、全部組みました!


テスト、全6種類!

 

坂本さんの思う存分、テストして頂きたと思います(笑)

 

⚡ラフトレーシングの池本さん
 
 
セントラルでシバタイヤワンメイクの走行会を開催していただけるなど、関西地区にシバタイヤユーザーをめちゃ増やして頂いております。池本さん自身も、ガンガン走られておりますし、初代シバタイヤから使って頂いておりますので、今後の開発テストドライバーとして協力を頂くことになりました!
 
 
こちらにも、昨日の走行会で、シバホイ12本組んでお持ちしました!
 
セントラルで走って頂きます!

 

⚡ナイトー自動車の源さん
 
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タカタサーキットの主でもある、ナイトー自動車の源さん。生粋のシバタイヤユーザーさんで、中国地方でシバタイヤユーザーさんをかなり増やして頂いております!
 
 
源さんは、ホイールがオフセットの関係で合わない可能性があるので、タイヤのみになりますが、新作のTW200各種と新作のTW280のテストを依頼しております!
 
タカタで走って頂きます!
 
「シバタイヤ使い」のこの3人に、新作タイヤのテストをしてもらって、検証をします!
 
ということで、2024年バージョンのタイヤテストを全国3カ所で行いますが、またその結果をみて、どういうタイヤを作っていくか考えたいと思います!

 

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最初のテストタイヤが12本しか届いていなくて、この3名の方にお願いをいたしましたが…

 

その後、一般ユーザーさんにも試作(TW200とTW280)をお試しいただく機会が作れたらなと思っています!

 

今回のテストの結果次第でまたお知らせします!

 

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さて、冒頭の話に戻りますが、シバタイヤを創業して2年4ヵ月が経過しまして、シバホイールを創業して1週間ほど経過しました。

 

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モータースポーツは、お金がかかります!

 

特にタイヤとホイールが消耗品として、かなりお金がかかります!

 

今回我々のシバタイヤのチームだけみても、約10人で年間タイヤを約3000本ほど使いますが、これが世界的な有名ブランドのレース用のタイヤであれば、19インチや20インチとかは、1本10万ぐらいしてもおかしくないので、もしもどこからから購入して大会に出るとなると、年間約3億円かかる計算になります!

 

さすがに消耗品であるタイヤに、年間3億円を投じるのは絶対に無理です!

 

年間数千万〜数億タイヤ代がかかると、誰もドリフト競技に参戦できません!うちもムリです!


コウダイがドリフトという競技に参戦する覚悟を決めた6年前から、タイヤは自分で作ると決めておりました!

 

自分でタイヤを作るは、めちゃくちゃ頭おかしいって、いろんな人に言われましたが…


自分でタイヤ作れば、自分の好きなようなデザインのタイヤが作れるし、どんなけこだわってもいいし、どれだけ強いタイヤを作っても誰にも何も言われませ!


だから俺的には、マイタイヤを作るという選択肢、一択でした!(^^)

 

6年前は、自分たちが使う分だけマイタイヤを作ればいいと思っていたのですが…


6年後の今、まさか自分がタイヤメーカーになって、他の人をサポートすることになるとか、その当時は全く考えてもいませんでした!(汗)

 

なぜなら…

 

自分たちが出てるレース、同じレースに出るライバルに自分が作ったタイヤをサポートするとか、普通に考えて意味が分かりません(笑)

 

 

D1GPにおいて、参加選手の1/4は「シバタイヤ」です!

 

強いライバルにマイタイヤ渡してどうする!?コウダイを勝たる為にタイヤ作ったんじゃないの!?

 

俺、バカなの!?って話です(笑)

 

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日比野選手においては、マシンもうちが作っております!


チームメイトでありながら、コウダイの最大のライバルです!(^^)

 

日比野選手、強いマシン、強いタイヤ、強いドライバー、どう考えても強いでしょ!(笑)

 

日比野選手は、シバタイヤの名付けの親でありながら、何年も前からシバタイヤの開発を一緒にやっていただいたので、日比野選手の戦うマシンは私からの感謝の気持ちでプレゼントすると決めていたので、その願いが今年叶ってよかったです!(^^)

 

我々がタイヤで困っていたように、この国にはタイヤで困ってる人が沢山いるし、シバタイヤを使って戦いたいと言ってくれる方に対して、そういう人たちに知らん顔して、自分たちだけよければいいとか、自分たちだけ勝てればいいとか、そういう思考に私がなりませんでした!

 

むしろライバルに我々が作ったタイヤをサポートして、コウダイとバチバチにかっこいい追走をしてほしいとか思っちゃうぐらいです…。


その中で、コウダイには勝ってほしい!

 

 

↑去年の後半、コウダイが無双してた時にめちゃ言われました!


シバタイヤは強いから勝ってあたりまえ!

 

って、ほめられてんだか、ディスられてるんだか、わけわかりませんでした!(笑)

 

※タイヤ強すぎて、インチキとか言われたようですが、タイヤはレギュレーション違反していません!レース後にタイヤのサンプリングの検査もされていてもちろん合格しています!

 

レギュレーションの中で「勝てる強いタイヤ」を作るのが、タイヤメーカーの仕事です!

 

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さらには、タイヤメーカーとして、シバタイヤの全選手の為にタイヤのトランポも、タイヤチェンジャーを増やして、サポート体制を強化していきます!

 

なかなか我ながら、意味不明な事態になっています!


D1GP以外のモータースポーツを、シバタイヤで戦う皆様におきましては…


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現状、タイヤの販売スピードが速すぎで(全国で恐ろしいスピードで消費されているということ)、レイダンの生産のスピードが全く追い付いておりません。


まずはメーカーとして、常にタイヤが安定供給できるようになってから、サポートやスカラーの話になると思います!

 

シバホイールに関しましては、まずは自分たちで使ってそれからの販売になりますが、初回でG23とF23を含めて、160サイズ(種類)を、初回で約5万本ほど発注をしてあります!

 

これを待っていただいている方もかなり沢山いらっしゃいます!

 

おそらく、私の作ったタイヤとホイール、両方で戦いたいと思ってる方がいると思います!

 

本当にお待たせしてしまって、申し訳ないです!

 

がんばって作ります!

 

 

現在、倉庫の基礎を作っている最中ですが、倉庫は6月末頃には完成すると思いますが、その後1ヵ月かけて、現在の全10カ所の倉庫からタイヤのお引越し作業がありますので、もう少しお待ちくださいませ!

 

落ち着いて稼働できるようになるのは、8月からになると思います!

 

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倉庫が完成したら、タイヤ交換の来店の方も増えると思うので、タイヤチェンジャーもどんどん買って増やしております!

 

 

ジョンビーの最新式のアライメントテスターも導入します!(^^)

 

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ちなみに、タイヤ倉庫が完成したら、来店でタイヤの引取の方「引取手数料が無料」になります!

 

今までは倉庫が名古屋港で外注先だったので、出荷手数料と名古屋港→岐阜までの運賃がかかっていたので、引取手数料を一律(500円)頂いておりましたが、自社倉庫になると、その手数料と運賃がかからないので「無料」でOKです!

 

今までは、外注でタイヤを保管しておりましたのでタイヤの「保管料」が毎日かかっておりましたが、これからは自社倉庫なので「保管料」がかからないので、その分タイヤも安く出来る気がしています!(あとは為替)

 

 

私がタイヤメーカーとホイールメーカーを作った結果、この国でモータースポーツを楽しむ方たちが、少しでもメリットがあればいいなと思っています!

 

 

これからも「戦えるタイヤ」や「戦えるホイール」をコスパ最優先で作って出していきます!


安くて強いは正義と考えます!


シバタイヤやシバホイで消耗品を安くすませて、浮いたお金は他にまわして戦って下さいませ!

 

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まずは、来週のD1GP開幕戦です!!

 

 

シバタイヤ全選手で、全開でぶっぱなしてきます!