「なんの為に働くのか?」というテーマで、最後は終わりました。
最後の最後に、スタッフみんなに、みんなはなんで働いてるの?という問いに対して…
結局のところ、締めとしては…
「よく分からない」
という、あとは、視聴者の皆さん、それぞれで考えましょう!みたいな終わり方をしやがりました(笑)
モヤモヤするやつです。
「働き方改革」で…
週休2日にしましょう。
定時に帰りましょう。
有給をとりましょう。
結局のところ、この国は「労働者が、出来るだけストレスなく働けるようにするには?」という課題に対して、いろいろ対策などを考えることが出来ない企業が多いので、国が考えだした結論が「週5日だけ働いて、しかも、定時に帰って、さらに有給をとらせる」そうすれば、働く時間が減り、労働者の精神的、肉体的、負担が減り、過労死やうつ病などが、今よりも減るやろ!と考えたのだと思います。
夏休みに「毎朝、早起きをして、ラジオ体操をすれば、健康になれる」それに近いものがあると思います。
私は、経営者なので、うちで働くすべての人が、「この会社に出会えて、この会社で働けて、この会社でよかったな」そう思って人生の一部を過ごしてもらえるよう、そうなれるように考えることが役目だと思っています。
それは、決して、完全週休2日制であったり、毎日定時で帰ったり、きっちり有給をとることがすべてではないと思いますし、それらが満たされていれば、この会社に出会えて、この会社で働けたて、この会社でよかったとなるとは思えません。
多くの人は、人生の生きている大半を会社で過ごします。
であるとするならば、俺は、会社にその人が働く「生きがい」や「夢」があった方がいいと思います。
「夢」って言葉を出すと、めっちゃブラック企業ぽい感じでますが、決して「働くってお金じゃない!夢だ!感動だ!やりがいだ!」とか、そんなダサいこと言うつもりは全くありません。
そもそも会社ってのは、社長の「夢」があり、それを叶えるために、それに賛同したり、同じ思いを持つ人間が集まり、その「目標」や「夢」に向かって、志を一つにして突き進むってのが、基本だと思っています。
そして、社長や会社に、明確な未来のビジョンがあった方が、スタッフはやりがいや目標を立てやすいし、働くことに対してシンプルに考えることが出来ます。(めんどくさい人間関係も激減します。)
この会社が提供できる商品やサービスはこれだ!というものが明確になっていたほうが…
その会社の提供するサービスや商品に対して…
あなたの会社の商品がほしいよ!
あたなの会社のサービスを受けたいよ!
あなたの会社のお客さんになりたいよ!
あなたの会社のファンになりたいよ!
あたなの会社を応援したいよ!
って、商品やサービスに対して、その対価を払ってくれるお客さんやファンが集まりやすいです。
つまり「なんのために働くか?」って、答えは出てきますよね。
あなたが働くその会社に集まってくる、お客さんやファンに対して、あなたの提供する商品やサービスが認められているのだよ!認められているから、その商品やサービスに対して、対価としてお金を頂けて、結果それでお給料がもらえるのだよ!
もっといえば、商品やサービスに対して、感動、感謝、笑顔、お金で表現できないものも沢山いただくこともあります。それ以外に、叱咤・激励もあるでしょう。それは、すべて、この会社を想ってのお客さんからの声であります。
つまり、お金をいただける、お客さんやファンに対して、あなたは、もっと自身のスキルをあげ、もっとよりよい商品を作ったり、よりよいサービスが出来るようになろう!そう考える思考回路になるべきだと俺は考えます。
結果それが、あなたを成長させることになると思うからです。
人生の中の「会社で生きたという時間の中でしか人間を成長させることが出来ないこと」もあると思います。
趣味でスキルが上がるのと、仕事でスキルが上がるのでは、決定的に違うことが1つあります。
趣味は金銭が発生しないから趣味であり、仕事とはお客さんと本気で向き合うから仕事であります。そしてその対価を金銭で頂く。
お客さんをより喜ばせようとするなら、あなたのスキルを、今以上に上げないとそれはできないのです。
「スキルを上げることを楽しむ」
それこそが「なんの為に働くか?」の答えだと俺は思います。
つまりそれが、自分の人生の大事な時間を会社で過ごす、あなたの為であり、結果お客さんの為でもあります。
そして、個々のスキルが上がれば、会社の総合力は上がり、会社の総合力があがれば、国力が上がります。
そしてどうせなら、スキルを上げることを楽しんだ方がいいと思います。それが、仕事を楽しむということにつながります(^^)
それこそが「なんの為に働くか?」の答えだと俺は思います。
この1年で、あなたがどれほど成長できたのか?自分はこれだけのことが出来るようになったと、会社に伝えることが出来たとして、それを会社は評価するべきで、その成長と能力に、会社は給料を払うべきだと思います。
そして、そこまで本気出して仕事をしたならば、それは決して安い給料ではないはずです。安いと思うなら、自分のスキルに見合った、お給料をくれる会社に行くべきです。
国が言う、週休2日、残業0、有給取得、そんなもんは、俺個人的は、どうでもいいと思っています。
毎日、ラジオ体操して、ラジオ体操スタンプ全部集めたやつが偉い、そういってるのと同じだと思うからです。
大事なことは「あなたがこの会社で、どう生きたか」だと思います。
『働き方改革』とは、単純に労働時間を減らすことではなく…
会社がスタッフがよりよく働ける環境をつくろうとし、スタッフもよりやりがいを持って働くようにするという、会社とスタッフ、お互いがさらなる高みを目指して、雇用契約をしましょうということだと思います。
だから、バカみたいに残業しろとか、休むなとか、そういうことでもありません。よりよく働けるように、個々に合わせてやるのが、一番よいと思っています。
ただし、仕事が多すぎて、まわらないから、バカみたいに働くという流れは、ひとときは良くても、結果、永遠終わらないから、人を増やすとか、工場増やすとか、仕事を制限するとか、対策が必要になるとは思います。
ちなみにうちは、未来600年分の仕事が確定しているのですが、どうやってそれを、20年ぐらいでこなすか?それを考えるのが、今のテーマです。
さすがに、20年も気合いだけでやれる話ではないので。
まぁ、当面は、半分気合いでやりますが(笑)