ありがとうございます! | ⚡️SHIBATA⚡

⚡️SHIBATA⚡

大人の遊びをクリエイトする会社!

{A9A41DD3-56FE-4E77-9C86-CE79B3908B22}
 
「GRK3」を作ることで、私は多くのことを学びました。
 
ラジコンには感謝してもしきれません。
 

 

今から、4年前の、2013年の夏、R31HOUSE主催の「R31HOUSE WONDER FESTIVAL 2013 in 富士スピードウェイ」において、 私は「夢」を叶え、「もうR31でやることはない」と、燃え尽き症候群になりました。
 
一旦、R31を卒業し、私は、ラジコンの世界にどっぷりはまりました。この4年間で、ラジコンを作る事で、「ものつくり」ということを覚えました。
 
ラジコンの性能を追及していくと、その先にあるのは、実車の理論と同じだということに、辿り着きました。
 
特に「足回り」に関しては、本当に奥が深く、あまりのおもしろさに時を忘れて没頭できる、エンジニアとしての特別な領域がありました。
 
GRK3が完成にさしかかった去年の秋に、私は、まだまだR31でやることが沢山あると気付くことが出来ました。
 
すべてはラジコンのおかげです。

 

image
 
最近は、4年前とは違った感情が、R31に対して芽生えています。
 
R31スカイラインが、俺に「もっと出来るだろ?」と、語り掛けてくる気がするのです。
 
ラジコンの機構を勉強したり、いろいろなパーツを作っていく中で、R31に応用できることが沢山発見できたのです(^^)
 
「R31」は、スカイライン史上もっとも出来の悪い失敗作と言われており、その車としての完成度の低さこそが最大の魅力なのです。
 
もともとレースで戦う為に開発された、「GT-R」は、そもそもポテンシャル、完成度が高いのに対し、R31は、手を入れてやらないと、まともに走ることができません。
 
R31に対して、「4年間放置していて悪かった!待たせたな!またいじってやるぜ!」という想いがあります(^^)
 
この4年という歳月は、あのときの燃え尽きた私の心を、再び情熱的に燃焼させるのに必要な時間だったのではないかと思います。
 
GRK3を作っていくなかで、多くの人と出会い、多くの技術を見ることができました。
 
image
 
ラジコンに出会ってなかったら、こんな気持ちになることはなかった気がします。
 
image
 
GRK3は、R31HOUSEという会社の未来を大きく変える分岐点になったマシンです。
 
ソリッドワークスとNCが使いこなせるようになり、試作・設計が自社で出来るようになったのも大きな進歩です。
 
実車もラジコンも、再びスタートラインに立った気がします。

R31の車としての完成度の低さのおかげで、我々は課題を持ち、よりよい車作りをしようと思えるし、GRKは、シリーズ化することにより、その進化の過程をユーザーさんに見て頂くことができます。

実車もラジコンも、究極のマシン作りを目指して、精一杯、精進していきたいと思います。
 
また、1からがんばっていきますので、何卒、よろしくお願いいたします。



Dream racer : 夢の先にあるもの

歌:リツカ