セッションです。
アカデミー助演男優賞の映画です。

(あらすじ)
アメリカ最高峰の音楽大学院の(授業も兼ねた)トップバンドのドラマーに抜擢された19歳ニーマン
そのバンドの指揮者でバンマスのフレッチャー(トゥキン)
やるのか?
やれんのか?
(ネタバレ感想)
フレッチャーは終始意地の悪い人間にしか見えません。
実際意地悪です。根性が曲がっています。
指揮の技術はあるクズ人間です。
自分のエゴの為に征服欲の為に意地悪をして暴力を振るう。
「音楽の至高の頂に登る為にムチを振る?」
はあ?
んなばかなw
至高の音楽を目指している人は「ステージで復讐」なんてしません。
絶対にしません。
客や音楽をナメきってます。
早く正確に叩け!もっと早く!早く強く正確に!早く早く!(って馬鹿じゃないの)
俺は絶対に「よくやった」とは言わないぜキリッ(馬鹿だ、完全に馬鹿だ)
「学校なので簡単に辞められない」のをいい事に傍若無人な振る舞い
保身の為には人が死んでもしーらんぷり、嘘までついてごまかしてるつもりのガキ大将気質にしか見えませんでした。
一方、もうひとりニーマンは
「学校なので辞められないから卒業するまで言う事を聞こう」とおとなしく言う事を聞いている人、にしか見えませんでした。
(後に抜擢されて俺は神!って勘違いはする)
芸術の為に彼女を捨てた?
若いから「集中する振り」で粗末にしただけ。
短く命を犠牲にしても成功したい?
若いから「破滅のヒーロー」に憧れているだけ。
なんたって
「初日に寝坊で遅刻」
「楽譜をなくす」(後述)
「パンクしたくらいで遅刻するギリギリ時間に現地入り」
「大事なはずのスティック忘れちった」
緊張感が全くないのは「馬鹿だから」か「若いから」どちらか。
最後のコンサート?をツッコミながら振り返ります。
「楽譜がない知らない曲をやっちゃらあイッヒッヒ」
(おお、知らない曲にしては結構上手く叩いてるじゃん上出来上手くやった!)
「ザマーミロw」
(はあ?ライブを台無しにするつもり?恥をかくのは指揮者の自分じゃん)
「よし!キャラバンだ!」
(おいおい!指揮者無視して何考えてるの?馬鹿なの?)
(そんなのやりたいなら他でやりなよう)
「よし、キャラバンでいくぞホーンセクションそれ!」
(おお今度はフレッチャーがアドリブで切り返すのね)
(こういう人を連れて来た責任もあるから仕方ない)
「演奏がまとまってる」
(そうそうバンドで大切なの良くも悪くもまとまりだから)
(勝手に演奏始めたドラムに合わせたバンドは立派)
(さすがフレッチャー、急に来られてもきちんとまとめる!判定!フレッチャーの勝ち!)
「フレッチャーが演奏の最後の方で何かつぶやく」
(ああそうですか。観ている人が勝手に想像していいのね。じゃあこれ)
「全然まだまだだな小僧」
「小馬鹿にして笑い返すニーマン」
「演奏終る」
(ようし終わった、最初からルール無視、客なんか無視なんだから拍手とか不要無用)
(さあ!ほっぽり出して殴り合え!)
(、、、え?おしまい?、、、、、)
舞台、題材が「音楽」「ジャズ」「ビックバンド」「音楽学校」じゃ無ければ違う感想だったかも知れません。
前出の町山さんはよく言います
「難解な映画は何かの比喩だと思うといい」
何かの比喩だったらこの映画は
「どこにも逃げられない弱い無知な子供を虐待する映画」に見えました。
無理難題を押し付けて、言う事を聞かないと放り出す親。
「はいさからった血まみれのおまえはくびー」って。
虐待の理由付けも同じ。
お前の為に殴ってるんだよー椅子投げたんだよー
お前の為にゲーム機まっ二つにしたんだよーって。
(おまけ1)
救いだったのは「本当の父親」
やさしく思いあふれる父親がいるおかげで
「荒波でも卒業まで耐えよう」と思った様に映りました。
最後に演奏に戻ったのも
「優しい父親」がいたからだとてんちょーは解釈します。
無常苦無我
世の中は無情で非情
帰る家はあたたかくないと。
虐待親の対象に「愛あふれる親」
(おまけ2)
楽譜を無くしたのはだれだ?って色々推測されていますが
別に誰が無くそうが関係ない
「誰かが誰かを陥れようとする事が簡単な環境」であることがわかればいいのです。
お互いを信用しない出来ないのは親の責任ですよバンマス。
(まとめ)
見終わって
色々な感想が出る映画はイイ映画なのかもしれません。
感動した!って人を否定するつもりは全くありません。
ただ、
てんちょーは過去にあった「イヤーな事」を思い出した映画でした。
意地の悪い人のおかげで気づいた事がありました。
嫌いな人を見返したくて頑張った事もありました。
でも、
その人たちに感謝する気なんてみじんもありません。
誰がするかってーのw
「最後に抱き合ってお互いに感謝」するなら中の下くらいで感動したのかもしれません。
「さあ!殴り合え!」って思ったってことは「いい映画」なのでしょうw
上にも書いたけど
「こういう設定だったらてんちょーも感動出来たかも?」ってのを時間をかけて考えたいと思います。
オススメ度 A(放送してたら観るオススメ)
てんちょーは嫌な気分にしかならなかったので2度観ることははないです
ただ「一度はご覧あれ」