夏の世の夢(キネマ旬報シアター | 不定期更新“でも 走るのだ!!!”

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気が向いたら更新!
 2024よりブラスバンドでトランペットを吹いています
 

普通の映画は1800円とかなんですが、これは観るのに3000円します。

観終わって「何でお高いんですか?」と館員の人に訊いたら

「映画じゃないから」とのこと。



これは映画ではなく「舞台を記録した映像」なんだと。





(あらすじ)

みんなだいすきシェイクスピアの「真夏の世の夢」

厳密には夏になったばかりだから「真夏でない」そうで

「真夏」だったり「夏」だったり。



太郎とヒロシは花子が好き



花子は太郎が好き(両思い)



ヒロシのお父さんは偉い人で

花子とヒロシが結婚しないと太郎は死刑なり!

さあどうする?



キャサリンはヒロシが好き



魔王のお使い妖精のしくじりで太郎とヒロシはキャサリンが大好きになっちゃった



それとは別に職人さん達が劇の練習でがんばってる。





(感想)

結論から言うと

「すごい面白かった」



ニューヨークの何か有名な劇場での公演を映像に記録したもの。

舞台は円形劇場(というか四角の舞台の三面にお客さんが座って一面は背景)

、、なので、実際はどこに座っても「完全に観やすい」席は無い。

映像は数個のカメラを使って切り替わるので「常に見易いアングル」でうつる。



要するに

野球中継で一番見易いのは「テレビ中継でみる」みたいなもの。

ライブ感や臨場感では現場にかなわないけど

「一番よく観られる」のは「切り替わる映像」だという理屈。



「見易い」という点ではどこの席よりもいいので、三千円でも安いと思います。







シャイクスピアがこの話で言いたかったのは

「人が人を好きになるのはまぼろしで夢みたいなもの」

そんな感じがしました。



(おまけ)

最後にやる「職人さん達の芝居」がおもしろかった。

あんなにグダグダなのに面白かったって思うのは、そこまでのプロセスを細かく見せていたので

「知っている人たちのお芝居を見ている感覚」になるからじゃないかと、、。

あの人好きじゃない!とか言うのはその人の事を知らないから、、かも、、。



(おまけ2)

夏の夜の夢と言えば妖精のパック。

ガラスの仮面ではマヤが演っていました、、が、今回観たのは大先輩のお姉さんが演っていました。



「妖精はかわいい女の子(橋本カンナちゃん)が演じる」とか決めつけているのは日本だけっぽいです。



何百年も生きているんだからシワシワなほうがいいかも?



大先輩なのに身体能力は抜群でクネクネモヤモヤと不思議なパックでした。



パントマイムなどでよく見る「空回りしながら歩く」みたいなのも秀逸でした。



(まとめ)

舞台を映像で映画館で観るのってどうなんだろう?と思ったけど、



いやいやどうして、十分楽しい超一級の特等席でした。

5千円でも安い


そのあとの「リア王」も行きたいんだけど昼間だけしかやってないので行けません仕事です、、、。




オススメ度超特A 映画館でお金払って観るオススメ