明日から、家の外壁工事が始まるので、ちょっとバタバタしています。
また、25日はバレエの先生の発表会があり、神戸まで観に行きましたが、
先生、怪我で、ソロの演目休演でビックリしました。
肉離れのようで、大事には至らなかったようです。
昨夜のレッスンで、ギリギリ遅れて行きましたが、まだルルベはできないようです
が、お元気そうでした。
さて、昨日は、びわ湖ホールでオペラを鑑賞。
2幕の途中3時40分ごろに、舞台の照明が落ちました。
まだ、歌われていましたが、合図が出たのか、袖から関係者が出てきて、台風の
影響で、落雷のため付近一帯が停電で、一時中止。
自家発電はあるので、客席は電気がついていましたが、全員ロービーで待機。
一時間後に始まり、終了時間は午後5時50分でした。
公演名 :「トゥーランドット」;プッチーニ作曲
制作 :東京文化会館および新国立劇場共同制作
(2020年の東京オリンピックに向けた文化関連事業の一環)
会場 :びわ湖ホール
日時 : 2019年7月27日(土) 午後2時開演~終演4時50分
観覧場所 1階10列目下手側
①主な登場人物
トゥーランドット(皇帝の娘) ・・・・・・イレーネ・テオリン(S)
カラフ(ダッタンの王子)・・・・・・・・・テオドール・イリンカイ(T)
リュー(ティムールの女奴隷)・・・・・・中村恵理(S)
ティムール(ダッタンの元国王,、カラフの父)・・・・・・リッカルド・ザネッラート(Bs)
ピン(大臣)・・・桝 貴志(Br)
パン(大臣)・・・与儀巧(T)
ポン(大臣)・・・村上敏明(T)
演奏:バルセロナ交響楽団(指揮、大野和士)
合唱団:びわ湖ホール声楽アンサンブル、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱団、大津児童合唱団
②あらすじ
【第1幕】
舞台は中国の北京、紫禁城の皇帝の娘、トゥーランドット姫。
絶世の美女でしたが氷のように冷たい心を持ち、「3つの謎を解いた者を夫として迎えるが、
その謎を解けなかった者は斬首の刑」とした。
【第2幕】
トゥーランドット姫が、残酷な婿選びをするにいたったのは、この宮殿で、外国人に凌辱
されたロウ・リン姫の悲劇への復讐のため。
そして、カラフが謎を解くが、姫は拒む。
カラフは「夜明けまでに私の名を明らかにできたら、命を捧げよう」と逆に謎を出す。
【第3幕】
姫 が「夜明けまでにあの見知らぬ者の名がわかるまで北京では誰も寝てはならぬ」
と命令が下される。
そして捕まったリューは、拷問にかけられるが、短剣で自害。
カラフは、姫に口づけをし、名前を告白するが、姫は「彼の名は愛」と言い、二人は結ばれる。
③感想
(A)日本のオペラはあまり見ないのですが、今回、与儀巧さんが出演されるので、楽しみに
していました。
でも、三人で歌うのが多く、なかなか一人で歌う箇所が少なかったです。
与儀さんの声を拾うように聞いていましたが、やはり素晴らしい声です。
与儀さんで、カラフを聞いてみたいと思いました。
惠ちゃんの声は、コンサート中ずっと聴けるのが、どんなに幸せな事か改めて感じました。
(B)トゥーランドット姫は、2幕は、声量はあるのですが、ちょっとうるさく感じました。
3幕はよかったですが、繊細さはないかな。
カラフは、ハンサムで声も良かったですが、有名なアリア「誰も寝てはならぬ」は合唱が
うるさすぎたせいか、イマイチ。
(C)残念だったところ
①大きなセットは、手が込んでいましたが、鉄製のパイプやら、蛍光灯やら、北京の
紫禁城がモデルなのに、ちょっと違うかな~、エレガントさがないかな~。
そして、3幕まで、セットはそのままなので、重苦しい。
②合唱が100名ほどもいて、最初は凄い音量と思ったけれど、だんだんうるさく感じ
始めた。
③衣裳というか、トゥーランドット姫と皇帝以外は、大臣、カラフまでが顔にススをつけ
たように汚していた。
大臣の衣装も汚く、顔にススの意味が解らない。
もちろん民衆の顔も黒く汚していて、衣裳も汚れていた。
たとえ貧しくとも、そんなに小汚く、顔も洗えず洗濯もできないものだろうか。
それも、紫禁城がモデルで、その当時の民衆を愚弄しているように感じ不快感あり。
また、姫の衣装は、白い布に、白い冠で装飾もない。
三幕の終盤、冠をとると、地毛のショートヘアが現れ、意味わからん。
④最後の姫の自害が唐突感あり。
(D)その他
昨年も7月にイタリア・バーリ歌劇場の「トゥーランドット」を鑑賞しました。
その時のブログ https://ameblo.jp/tencent300/entry-12388063000.html
セットも豪華で幕で変換があり、衣裳も美しかったです。
会場内
パンフレットは、袋の中に無料で入ってましたが、パンフと間違え対訳本購入。
対訳本のような、お衣裳だとよかったのですが・・・。