それでは、泣きに行ってくるよ。

と、私が言った。
割りと、多くの人にそう言った。

ワタクシは随分と涙腺が緩いらしい。

今までに泣いた映画の題をあげたら、随分と感情が豊かだと言われた。
あの人に。
まあ、そんなわけで。
ワタクシは映画を見に行った。
因みに、題はマレフィセント。

大変、泣かせていただけた。
いやはや。私の涙腺は弛い弛い。

電話越しにあの人と話す。
泣いた、と聞かれた。
泣いた、と答えた。
笑われてしまった。随分と可愛らしいと。

不思議と、嫌な気分ではなかった。


ああ、これは、惚気であるな。