ウッドストックから氷の豚−7 | 有皆の音を描きたい!!

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ヤングチャンピオンで『氷の豚』ウェブ漫画サイト「Z」で『SIREN ReBIRTH』を現在連載中の浅田有皆のブログ

おはようございます!

 

昨日夕方更新すると言ってて

できなくすみません。

 

あ、待ってない。

 

それは 失礼しました(笑

 

では続きを!

 

多分明日からは深夜の更新となると思います。

 

さてウッドストックの3代目の担当さんとなった方ですが

実はパンク、メタル好きの上に

元半メジャーでベースを弾いていた方だったんです。

 

自分より格上ですね(笑

 

ここで今までの担当さんについて少し

触れておきます。

 

最初の担当さんは音楽関係には全く興味が

ない方だったので

担当さんにわかれば大丈夫かなという

判断の参考になってました。

 

おそらくこの頃が一番注釈がついていたと思います。

 

さて次の担当さんは

バンドはされてなかったみたいですが

大変音楽好きの方でしたが

あまり自分の作るものには

よほどでないと口を出す方ではなかったです。

 

この頃ある種の変な感覚に陥っていました。

 

それは初代の担当さんとは

かなり厳いネームのやり取りをしていたので

それが当たり前のようになっていました。

 

なにか言われて直して直してという感じで

一発OKというのはほとんどなかったです。

これは自分が未熟だっただけなんですが。

 

そして次の方の時も

干渉はされませんが

一応それなりにアドバイスなど

頂いてて普通に打ち合わせをしていたのですが

 

3代目の方。

 

この方 ほとんど何も言わないんです。

 

初めてのことで最初は戸惑いました。

 

今まではいろいろ言われてきて直して

形にしてたので言われるのが当たり前になってたところで

何も言われなくなると

 

疑心暗鬼に陥りました(笑

 

大丈夫なの?

 

本当に?と。

 

ただし打ち合わせに関しては

一番みっちりやりました。

 

ツイッターで担当さんもつぶやいてましたが

曲の構成も一緒に考えてましたね。

 

本当に曲を作ってるような感じです。

自分も曲作るんでイメージの共有は

しっかり出来ていたと思います。

 

そしてある日打ち合わせで

目が点になる事を言われました。

 

その当時は32ページで作っていたのですが

 

なんと

 

16枚連続で見開きをやりませんか?

 

と!!!

これには驚きました。

さすがに自分からは言い出せません(笑

 

担当さんにもいろんなタイプの方がいて

見開きはあまりやらない方がいいという人もいたり

見開きをもっと使おうと言われる方もいたりなんですが

それでも32ページでせいぜい2回の4ページくらいですかね。

 

特公ゼロの時はトータルだと50ページで

見開き4回とかはありましたが(笑

 

見開き16ページ分使うとお話は

ほぼ入らなくなります(笑

 

でも担当さんは それくらい大きい存在感あるバンドを

印象付けるにはありだと思うんですよと。

 

そりゃ連続16ページ分の見開きなんて

見た事もないんでやれるんならやりますが

本当にいいんですか?

 

と 確認取った覚えがあります(笑

 

リーサルウェポンです。

2度は使えないですから。

 

この時の見本がでてきた時に

前の担当さんが2度見したと言ってました(笑

 

ブンダーカマーの登場シーンの時ですね。

 

教わりました。

 

常識は漫画家にとって悪だという事を(笑

 

ウッドストックの11巻以降は

ずっと一緒に作らせていただきました。

一番長い担当さんです。

 

いろんな思い出があります。

 

目は相変わらず笑ってませんが(笑

 

話は戻りますが

@バンチが創刊して3ヶ月経った頃です。

 

その時は同時に『クロヒョウ』も連載していた時ですが

その日はネームをやりに@バンチ編集部に行ってました。

 

そしてグラっと揺れました。

 

自分にとって作品にとって影響を与えた

2011年3月11日

 

東日本大震災が起きてしまいました。

 

続きはまた明日。

 

信じるか信じないかは

あなた次第です。